Thursday, December 29, 2005

満天

夏には「夜空の宝石箱」で楽しませてもらった。季節が回って今は
「神秘の光 オーロラ」をやっている。ナレーション(パンフ等は
ナビゲーターと書かれている)は、今回も癒し感溢れる坂本真綾氏。

始まったとたんに痺れてしまった。くぅ、この美声。ぞくぞくする。
60 分のプログラムもあっという間だった。穏やかな余韻に包まれる
ゆったりとした、それでいて壮大な内容だった。と、褒めておこう。

前回も感じたのだが、満天の星の動きはときどきあり得ない方向に
向かうので目眩がする。南の空にあるオリオンが、まっすぐ天頂に
移動するわけなかろう!観測者が高速で南に移動してる設定なのか?

このグルグル感を長いこと続けられると吐き気を催すので、苦しい。
頼むから、星の動きに違和感を演出しないでくれ…。それ以外では
特に難癖つけるところも見当たらないだけに、残念さもひとしおだ。

ところで今回はアロマの演出があったようだが、我輩の愚鈍な鼻は
何もセンスしなかった。っていうか終了時のテロップになかったら
全く知らないままだっただろう。知ってしまっただけに、気になる。

今日の作品を見て、プラネタリウムで上映されるプログラムって、
小さな映画みたいなものなんだなぁ、と思った。次の入れ替え後の
新番組でも、また坂本真綾氏の声が聴けることを期待したいものだ。

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