記帳
今日は振休だ。半振休ではなく全休。久しぶりに通帳記入に行った。
りそなに行って機械に通帳を喰わせると、「取り扱えない」と宣う。
三種類ほど機械を試したが、やはり読めないようだ。通帳壊れたか。
だいたい「通帳を正しく開いて入れて下さい」が心証悪いのである。
正しく行え、というならば、正しさとは何かをガイドすべきである。
未記入の頁を開いて入れるという以外に注意すべき何かがあるのか。
ひょっとして、入れる向きか。彼らの「正しさ」と我輩の常識との
間に、暗くて深くて越えられない違いがあるのではないか。しかし
向きは自分が正しいように思う。そこを逆向きに入れる度胸は無い。
画面にはインターホンで連絡せよ、と出ている。早速、かけてみた。
「取り扱えない、と表示されるのですが」と申し出る。お姉さんの
対応は見事であった。「その通帳は、りそなの通帳でしょうか?」
おお。たしかに。見てみると、我が手にある通帳は青いではないか。
これはみずほの通帳である。どうして間違えたのだろう。びっくり。
「おっしゃる通りでした。通帳を間違えておりました。すみません」
いくらなんでもひどい間違いである。これでバリバリっと記帳機が
書き込んでいたら、どんなことになったのだろう。三種類の機械は、
みなしっかりエラー処理が行われている。すばらしい事ではないか。
機械に向かって「正しさとは何だ」と考えていた己の不明を恥じる。
システムを作る者として一番恐ろしいのは、やはりユーザの行動だ。
「まさかやらないよね」とすら思わないことをやるのが、ユーザだ。
そんな基礎を今さら思い知らされてうなだれつつ、みずほでも記帳。
今度は緑の通帳を入れようという度胸もなく、通帳を指差し確認し
そろりと差し込んでみる。パリパリと小気味よいプリンタヘッド音。
水平プリンタは、こういうところでは無くならないのだな、と実感。
勝手に頁をめくって書き続けるところもすごいし、通帳の繰越まで
機械でできてしまうというのも驚きだ。匠の業なんだろうなと妄想。
かなり溜っていたようで、分単位で印字音を聞いていたが、無事に
記帳ミッション完了。ちなみにみずほでは「通帳を入れて下さい」
だけの表示であった。プロンプトとしては、これで充分だと考える。
4 Comments:
自分じゃおかすはずが無いと思ってる間違いって結構ダメージ食らうよね。
ユーザはありえないミスをする。うちのシステムのユーザさんは要求からナナメ上。この間はショートカットキーを作ったはずなのに動かない!ってどこをどう間違えたのかexeファイル削除してるし。
おまけにゴミ箱まできれいに掃除済みときたもんだ。
さらにちょっと逆切れしてる。
しかも仕事には全く関係ないゲームソフトとかさ。何でも屋じゃありませんからねーって軽くどついたけどさ。
客先常駐は疲れる・・・orz
>たの字 殿
自動改札で前の人がピンポン→ガシャ ってなって、
後ろから聞こえるように「チッ」て舌打ちしたあとで
自分も「ピンポーン」ってなると もう死にたい。
客先に居ると疲れる件、わかります。
データセンタに居ると癒されるのといっしょよね?
振休とりまくってくださいね!!
大丈夫です、パパさんの代わりは100人体制で勤めますから。
Σ(・Д・ノ)ノ アウッ
思い込んだらなんとやら・・・・・・
はい、有ります!!有りまくりです!!!
ちょっとした事なですよね・・・(;つД`)
まあ、二度とやるもんか!!と思いつつ
ニ、三度やって更に凹む人生もありっちゃぁ
ありですよ♪
>ノブ氏
「あれ、このまま行ったらマズかった気がする」
「確か、前も同じ失敗をしたような気がする」
「メモに書いておいたような気がする」
で、見てみると確かに書いてある。そんな今日。
思い込まないようになりたいっす…
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