Tuesday, April 25, 2006

読後

千里眼シリーズのうち手元にあるものは、ひと通り全部読み返した。
このシリーズにはずいぶん荒っぽい女性が出てくるのだが、彼女の
心情表現には強く共感した。このセンテンスに再会できてよかった。

例によって打ちひしがれてから気を取り直して前向きになる場面で、
彼女は次のように想いを新たにする。「自分はやはり情熱を感じる
ものにしか力を注げない」と。まさに我輩の信条と重なるところだ。

娯楽小説なんてものは文字で書かれているというだけで内容的には
漫画みたいな荒唐無稽な話ばかりだったりするわけだが、それでも
心の琴線に触れる一文に出会うこともあるので捨てたものではない。

さて、次は (ぼちぼち返ってきはじめた) D.R.クーンツの作品群に
手をつける予定。どれももれなく一度以上は読んでいるはずだが、
我輩の記憶能力は蝿未満とも称される揮発性なので問題ないだろう。

…と思っていたが、ふと本屋に立ち寄ってみたら千里眼シリーズの
続編がわさわさと文庫になって並んでいるではないか。おサイフに
優しくない価格設定だが、とりあえず3冊ほど購入することにした。

3 Comments:

At 12:42, Anonymous koetaro said...

「心の琴線に触れる一文....」ってまさにそうですね。
僕は活字離れが進んでおり、
雑誌、新聞、漫画、教養モノの頻度で読んでいるので、
まったく同じではないですが、漫画などでも良いものは良いですなあ

 
At 12:54, Anonymous ノブ said...

m( __ __ )mすみません・・・・
どちらかというとS.キング派なもので・・・
蠅以下(゚Д゚;)・・・・
なら、おいらは、蛆虫以下です。
毎回楽しく読み返せます(´▽`*)
活字は想像力をかきたてるから良いですよね
空想・妄想の世界は自分の物ですしね♪

 
At 03:50, Blogger sempreff said...

>Koetaro

漫画もときどきドキっとする言葉に出合うことがあるね。
最近では、「死ぬ気でやれ。でも死ぬなよ。」(結界師)とか、
ちょっと長いけど、
「仲間が一人死ぬことは
 私にとって
 「世界」の一部が
 滅びるのと同じこと…」(D.Gray-man)とか。

>ノブ氏

中学の時に、塾の先生に言われたんですよ。
「お前、知ってるか。蝿の記憶力はな、約 3 秒なんだぞ。
 だがお前らはなんだ。ついさっき言ったことも忘れたのか。
 蝿だって 3 秒くらいは憶えてるっていうのに。
 いや、まだ 3 秒もたってないぞ。
 お前は蝿未満だ。」

マジでショックでした… orz

その後、中島みゆきの
「忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか?」(『寒水魚』より『傾斜』)
に癒されましたが、今思うに、ソレを憶えているということは一応蝿以上ではあるみたいです。。。(^_^;;

 

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