Thursday, November 03, 2005

報道

Oracle さんが 10g の "実行時リソース制限版" という感じの物体を
"Express Edition" と銘打って無料提供開始したと言うじゃないか。
どうなんだろう。本当にこの作戦は広く受け入れられるのだろうか。

開発者は別にこんな "制限版" じゃない版を OTN から落せるので、
今既に開発者登録をしている人にとっては何のメリットもない話の
ように感じられる。強いて言えばダウンロードサイズが小さい、か。

しかもこの制限版、(2005.11.03 JST 現在) 提供ライセンスがまだ
Beta-Trial じゃないか。昨今の風潮では有名な何かのβ版が出ると
「最新だ!さぁ使え愚民ども」的な報道がなされるので激しく嫌だ。

さて SIer としてはどうだろう。「枯れて」いない新しい DBMS を
いきなり実戦投入できるだろうか?我輩なら No である。Postgres
なり MySQL なり、何の制限もなく使えるほうを躊躇なく選択する。

さぁここで困るのが、エンドユーザへの対応だ。Oracle って有名な
アレでしょ、今度タダになったんでしょ、と自分に都合のいい箇所
だけを強調してあとはよろしくと言ってくるような手合が一番困る。

別にエンドユーザだけじゃなく、実は身内でもそういう誤解をして
間違った方向に突き進んでしまうんじゃないかという恐さがある。
やはり一概にユーザ側が悪いのでなく、報道のされ方がマズいのだ。

…という恐さを感じるということは、Oracle の作戦としては当たり
なのだろう。だが open source の RDBMS に対抗するための今回の
措置は、実は追い詰められた窮余の策、という姿に見えなくもない。

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