欠伸
深夜、ガラガラの電車に互いに見知らぬ男たちが我輩を含め 3 名、
点々とばらばらに座っている。文庫本からふと目を上げると対面の
おじさんが悠然とあくびをしている。つられて我輩もあくびをする。
しまった、伝染った、くやしい。と思った途端、もう一人の男性が
我輩のあくびにつられて口を大きく開いている。一周したなぁ、と
思っていると、驚いたことに最初の彼が 3 人目につられてあくび。
延々と無限ループに陥るかと思ったが、いつの間にか止まっていた。
あくびはなぜ伝染るのだろう。くしゃみはなぜ伝染らないのだろう。
猫のあくびを見るとつい指を入れたくなってしまうのはなぜだろう。
3 Comments:
思わず爆笑♪
2周くらいして欲しかったっす。
欠伸をケノビと読んでしまいました。ケノビは得意です!12mは行けます。ww
流石にケノビは伝染しないっすね!
オビ=ワン・ケノービ
自分から自分に伝染って止まらないことが
しばしば。
それは、伝染るとはいわないかっ。
>ときぞう
一周半くらいだったねぇ。二周したら気持ち悪いよ。妙齢の御婦人ならともかく、おじさんばっかりだし。
>シーマさん
自分から自分へ… 思い出しあくび のような感じでしょうか。
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