Friday, May 12, 2006

永眠

声も出ないほど弱った彼は 掌の上で まだ あたたかかったけれど
息吹きは徐々に 徐々に かすかになっていって 最後の最後に 軽く
小さな小さな 鼻提灯をはじけさせて 目を開けることなく 眠った

ゆっくり抜けていく 命を 感じながら 止めることは できなかった

2 Comments:

At 08:42, Anonymous Anonymous said...

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
だ・・だれですか???
あの新入りの猫ちゃんですか???
(;つД`) 別れは幾つになっても辛いものです
ご冥福をお祈りいたします。

 
At 01:10, Blogger sempreff said...

ありがとうございます、ノブ氏…。
そうです、彼です。すっ…と抜けていきました。

彼はほんの数日間ですが我が家で目一杯精一杯生きたと
そう思いたいです。

 

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