Sunday, June 04, 2006

組立

電波時計の話の続きである。基板剥き出しのちくちくして痛い物体、
というところまではサクっとできた。しかしまだ 3 つ山があった。
一つはもちろんケースの話。あとは受信状況と ntp サーバの話だ。

いろいろあるので、とりあえずは時系列に書いてみることにしよう。
まずは通電して最初の、そして最大のお楽しみ。受信状況の確認だ。
電波がビンビン来ていれば緑の LED が点灯してくれるはずである。

…確かに点いてくれるのだが、どうにも感度が不安定だ。マシンが
たくさんあるのでノイズも多いだろうし、そもそも我が家は電波が
妙に入りにくい鉄筋コンクリート。よって、アンテナ部を分割する。

このキットは最初から、受信部分と処理部分で基板を割って別々に
することができるようにできている。分割した両者は 8 極 8 芯の
RJ45 なケーブルで接続することで、配置位置は思うがままなのだ。

さっそく V 字カット部分を叩き割ろうと試みる。でもさ、やっぱり
恐いじゃんよ。恐すぎる。ゆっくり力を加えていくと、ミシミシと
音がして、じわじわっと折れて、曲がって、…別れた。冷汗たらり。

アンテナ部分だけをかなり窓のほうに持っていったところ、ピタリ。
安定して受信できるようになった。ケーブルの取り回しが難しいが
そこはおいおい調整すればよいでしょう、と自分を誤魔化しておく。

しばし緑の LED を見てニヤニヤする。気味の悪い顔をしてたはず。
まだ基板も剥き出しだし、PC とも繋がっていないのだが、まずは
一安心というところだ。外も明るくなっている。でもまだ話は続く。

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