Friday, December 15, 2006

楊枝

コンビニで割箸を貰うと楊枝が同梱されている。しかし楊枝で歯を
シーシーする習慣がないので、余る。筋張った食べかすが歯の間に
挟まった時くらいしか使わない。されど捨ててしまうのも勿体ない。

後輩Kのステッドラーを直すのにも使ったけれど、そういう応用は
稀な例だ。実際によく使うのは、掃除だ。歯の間のみならず、細い
隙間全般を掃除するのに便利だ。素材が木なので、相手を傷めない。

典型的には、マウスやキーボードの溝 (モールド) を掃除するのに
よく使う。まずはそのままスーっと溝をくぐらせて粗く汚れを落す。
で、今度は先端にティッシュをかぶせて仕上げる。結構綺麗になる。

今日は PC のキートップを外すのに使ってみた。ドライバーなどの
金属製の道具だとどうしても傷をつけてしまうが、そういう心配が
無いのが良い。下側から差し入れて、こじって跳ね上げて取り外す。

開けてみたところ、実に悲劇的な状況だった。予想通りなので別に
驚きはしないのだが、溜った埃にはげんなりした。そしてここでも
パンタグラフを持ち上げて挟まった埃を取り除くのに楊枝が大活躍。

ところで、割箸の多様さに比べ、楊枝は均一に揃っているようだが、
規格でもあるのだろうか。日本人の口の大きさに合わせてあるのか、
単に横並びしたいのか。長い楊枝や細い楊枝もあっていいだろうに。

5 Comments:

At 12:44, Anonymous Anonymous said...

爪楊枝メーカーが一社寡占とか、爪楊枝製造機械が一種類しかないとか。

うーんなんか、つまんない答えだ。

実はあの形状はフリーメーソンが決めていて、日本人をメーソンの奴隷とするための恐ろしい陰謀の一環なのだ!!!

ってのはどうでしょう?

実際、アメリカの爪楊枝にはあの爪楊枝置き用の溝は付いてませんし。(両方とがってる)

 
At 06:53, Blogger sempreff said...

>doubting_thomas

「喰わねど、高楊枝」な人達の楊枝は、絶対もっと長かったと思うのよね。その伝統をどこか引き継いで作ってるところはないのかな…?

で、メリケンではリバーシブルなのは知らなかった。両方とも尖ってるのは不便そうだなぁ。

 
At 01:18, Anonymous Anonymous said...

すごい尖ってて使いにくいのから、適度に丸くて逆に使い物にならないのまで色々ありました。両尖りの爪楊枝。

ところで、この間、スープカレー屋に行ったら、透明なプラスチック製の爪楊枝が。
フリーメーソンへの反撃は北の大地からのようです。

銀たこのたこ焼きについてるびみょーに短い竹串が武士の高楊枝に近いのかも。

 
At 08:20, Anonymous Anonymous said...

・・・・(´・д・`)
たしかに使い道に困ります・・・・
かく言うおいらも、なかなか捨てられず
何かの役に立つのでは???と思い、
ずっと集め続けてはや幾年・・・・・・
束にして机にしまってあります。
商売できるかも??です。

 
At 08:34, Blogger sempreff said...

>doubting_thomas

メリケン楊枝はそんなに尖ってるのか。もはや手裏剣(千本)に近いかもしれないな(笑)

銀たこは意識してなかった。今度みかけたら絶対買おう。渡世人がくわえてた奴くらいの感じかな?

>ノブ氏

我輩はまだ売れるほどは集まってません(苦笑)
意外とこまごました部分の掃除に使って消費してますね。

 

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