Sunday, February 25, 2007

姿揚

初めて肉眼で見た、姿揚。田中…じゃなくて、鱸の姿揚げ。デカい。
鯉かと思うほどデカい。それが丸まる一匹、揚がっている。頭から
尻尾まで、もれなくカリっと骨までクリスピーに出来上がっている。

その迫力たるや。その威容たるや。んでどないして喰うたらええの?
覚束無い手つきで同席の副長がガスガスッと果敢にアタックするも、
予想以上に敵は固い。結局厨師の方が「やりますよ〜」と分割処理。

この時点でテーブルに居たのは五名。コース料理のはずで、これが
出てきたのが確か、三品め。田中…もとい、鱸が姿を消した頃には
総員いい感じに腹が出来上がっていた。美味いけど、多いのよね…。

そこは浦和の天々香。駅からほど近い、こぢんまりとした店構えの
…特級厨師の居るお店。去年もここで新年会でした。今年は密かに
完食を狙っていたものの、鱸にペースを乱されてスローダウン。弱。

その後もコースはどんどん続く。美味いけど熱ぅッ、喰いたいけど
喰えんぞなもし系の料理がズバズバと後から後からとめどなく続く。
コース料理の中では、やはり皇帝豆腐が相変わらず一番美味だった。

量が喰えなくなったのは、いいことなのか老いなのか。微妙な思い。

8 Comments:

At 13:02, Anonymous Anonymous said...

お兄ちゃん、イサキは?イサキは食べなかったの?



鱸は泥臭いから揚げるのがいいんだよな。釣り上げて大物だからといそいそとさばいて食うと結構場所によってはげんなりすることもあったり。

 
At 22:51, Anonymous Anonymous said...

> 量が喰えなくなったのは、いいことなのか老いなのか。

「老いると少量で愉しめるので良い」という解決でどだ(最近そう思うようになったのは、いいことなのか老いなのか)。

 
At 23:49, Anonymous Anonymous said...

・・・・・鯨の姿揚ってないですかね・・・
なんか、よくあるじゃないですか、
巨大料理って、巻き寿司とかホットケーキとか
その類です。
だれか思い切ってつくってくれませんかね・・

 
At 06:35, Blogger sempreff said...

>たの字殿

ごめんね…イサキは捕れなかったよ…

何しろすみずみまで火が通っていて、全体的に茶色。
一部かろうじて白身だった痕跡がわかる程度。
激しい喰い物だったよ…

>公園管理人殿

良い 且つ 老い ということですな…。
最近そう思うようになったのは、酔いが足らんせいでしょう♪

>ノブ氏

喰べたことないんですか?
…「おっとっと」

 
At 13:18, Anonymous Anonymous said...

やっぱり「通し」は、タイトルとして採用されませんでしたね。

 
At 09:40, Blogger sempreff said...

>うわばみ殿

二文字目が、ねぇ。
我輩はたくさん喰うとあまり呑めなくなるので、
呑んでかつ喰える方々は尊敬するぜよ。

さすがスネークイヤー!

 
At 11:29, Anonymous Anonymous said...

なんと!
私の名前が勝手に変えられている!(笑)

未年と共に、うわばみーず結成かな。

 
At 01:52, Blogger sempreff said...

>celloko さん

おや、指が勝手に打ってしまったようですな(笑)

我輩は みみず組 でも作りましょうかな〜

 

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