後輩
ヴィオラの後輩から我輩の (この) ブログに書き込みがあり、曰く
"呑む予定ですので空いてればどうぞ!"とのこと。エネルギッシュな
後輩の誘いを我輩が断る訳がなかろう。で…予定通り、遅刻で参加。
入社後 1 回だけ、しかも一人で来た以来のほぼ 10 年の肴加菜屋。
マスター、まだ我輩のことを忘れてなかったようだ。まるで先週の
ことのように厨房から「久しぶりだね!」なんて声をかけてくれる。
テーブルには若い男女がズラリ。ちょうど入れ替わり世代で面識が
あるわけじゃない…んだけど、微妙に話のツボの合いそうな連中で、
遅参した我輩をものともせず普通にそこに居たように扱ってくれた。
呑んで店を出てキャンパスへ向かう。ツリーのレトロな飾りに和み、
余勢を駆ってウィリアムズホールまで足を伸ばした。ちょっと酒が
入ったせいもあり、そこにそれが今もあることに感動してしまった。
青春を過ごした学び舎。入り浸った練習室。毎日の殆んどの時間を
そこで過ごし、半ば「住んで」いたとも言ってもいい。自分たちが
どうあるべきか、ということについて若いながら悩んでいた日々…。
今日逢った後輩達も、それぞれに感慨深げにキャンパスを味わって
いたようだった。オケという、緩いんだけど果てしなく大きな時の
流れの中で、遠い世代でも繋がっている空気のようなものを感じた。
その不思議な空気−雰囲気のことを、伝統とか魂とか言ってもいい
だろう。だが我輩に感じられたのはそんな重苦しい言葉ではなくて、
僕達は前後に繋がりのある時を生きているのだ、ということだった。
P.S.
誘ってくれたありゃまに感謝。古くて新しい、素敵な刺激を貰った。
4 Comments:
本当に楽しくてステキな時間でした。
あのキャンパスに、ウィリアムズホールに
あれだけの思いが今でも寄せられることに
感動しました。
あのとき泣いたり笑ったりした時間が
今の私を作っているんだなあと
オケに入ったことの幸せを、こうして
わかちあえる仲間がいる幸せに感謝しました。
また、一緒に飲んで下さいね!!
ありがとうございました。
甘えっ子の後輩より愛を込めて♪
モモ> また、一緒に飲んで下さいね!!
もちろんだ♪
若いコと呑むのは楽しいぜ(笑)
昨日はどうもありがとうございました。
学生時代は殆ど面識もなかったと思いますが、
親しくお話しいていただき、とても楽しく過ごす事ができました。
↑この人はもう「若い子」じゃありませんが、またよろしくお願いします!
「僕から見たM本さん(Vn)」とか「僕から見たK木さん(Hr)」とかと
同じような位置に「諸君から見られている我輩(Fl)」が居るのだろうねぇ
…と思っただよ。
その先にはきっと、「さらに遠い後輩から見られているコバー」も。
飛び石が水面を跳んでいくような繋がりっていうのも、面白いね。
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