床屋
何カ月かぶりに床屋に行く時間を作った。半振休の使い道としては
正しいと思う。週末は週末でいろいろあるし、床屋も混むからねぇ。
そう思いつつ自転車で乗り付けると、案の定、他に客は居なかった。
いつも通り、丸坊主程度に短くしちゃってください、と声をかけて
のっしりと椅子に座る。オヤジさんはだいぶ老けたが、相変わらず
今日もニコニコしている。日差しに暖められた椅子は快適だった。
子供時分から世話になっている馴染みの床屋なので変に緊張したり
気を遣ったりしなくていいし、何より任せておいて安心だ。他には
ちょっと行く気がしない。だいたい2カ月ごとに世話になっている。
この床屋、我輩の家系を 4 世代にわたって散髪しているという実に
びっくりな床屋である。スキンヘッドにしてもらったのもここだし
腰まで伸ばしたのを落としたのもここだ。我輩は困った客だろうな。
キャンパスのイルミネーションの話などしつつ、ただの短髪なのに
丁寧に鋏で刈ってくれる。プロだぜ、オヤジさん。ありがてぇ話だ。
さっぱりしたせいか、今日は普段よりも仕事がはかどった気がする。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home