頓死
会社に置き去りにしていた私物パソコンが、急に停止してしまった。
電源を入れてもウンともスンとも言わない。通電はしているようだ。
しかし、そもそも電源ユニットのファンが回っていない。熱暴走か。
このマシンには FreeBSD を入れて弱々しいながらも各種サーバ役を
やらせていた。当然常時 ON で。ファン停止で排熱ができなくなり、
夜間処理中の高負荷に耐えきれずに、おっ死んだものと推測される。
意気消沈したものの、そのままに放置もできず。私物マシンなので
バックアップなぞ取っていなかったのだが、実際は大事なデータが
入っているのでサルベージ作業の作戦を練る。手頃な生贄機を探す。
都合のいいことに後輩君がかな〜り古いマシンに FreeBSD を載せて
勉強中だったので、これをバラして SLAVE 側にディスクをつなぐ。
祈りつつ起動すると、幸いにも認識された様子。壊れてない。ほっ。
歴史的事情でやむを得ず摩訶不思議なスライスの切り方をしていた
ので disklabel と格闘したが、うまいことデータ領域の mount に
成功、これをネットワーク越しに吸い出して、無事救出も完了した。
あのマシンの便利さに慣れてしまっているわけで、後釜が必要だが
仕事にしか使わない前提のものにこれ以上私費を拠出する気分じゃ
ない。かと言って稟議が通るかどうかも疑問だし、困ったものだな。
3 Comments:
バックアップは大事ですよねぇ。。。
vmwareで使っているマシンだと何とかファイルを丸ごとコピーして他のマシンでそのまま起動っていうことができて便利ですよね。でもホストマシンはそうも行かないのでできるだけ自宅サーバにデータをおくようにしています。おかげでサーバはデータが集中しているのでどうやってバックアップを取ればいいのか思案中。。。。
ハードディスククラッシュの経験ありなので、バックアップの重要性は骨身に沁みてます。
でも、テラバイトの時代にバックアップをどうするかって結構難題です。
自分はRAID0にして、ウイルスはワクチンで防いでますが、PCが頓死したらアウトですな。
>tam さん
FreeBSD の ufs は滅多なことでは壊れないのですが、それでも今回はビビりました。
本体は永眠☆グッバイですが、ディスクは回収して今は自宅マシンに接続しています。
>dou...tho... 氏
RAID0 は勇気ありすぎ。チキンな我輩にはできない選択肢。
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