Tuesday, February 21, 2006

懐古

去年の話だが、某所でメサイアの録音を聴く機会があった。喇叭は
好き勝手やってるし、弦も優雅にまとまっていて、とても学生オケ
とは思えない演奏だった。何より全体的に楽しく音楽をやっている。

これはぜひ音源が欲しいな、と思っていたら、現役のコがわざわざ
調達してくれると言うではないか。ありがたい有り難い。お言葉に
甘えて、懐かしの母校にて直接ブツを渡してもらえる手筈となった。

チャリですいすいっと門を通る。…守衛さんがこっちに挨拶してる。
なぜだ。なぜ我輩は警備さんとか守衛さんとかに好かれるのだろう。
でも悪い気はしないので笑顔で会釈を返してまんまと学内侵入成功。

部室に寄ってみると誰か弦パトの録音を聴いて居る気配がしたので
卒演の練習で忙しい所に申し訳ないな、と思いながら、図々しくも
入らせてもらって、壁に貼ってあるポスターなど眺めて空気に浸る。

ああ…。何と言うか、「ただいま」って感じだった。待ち合わせの
時間になって練習場を覗いてみたら、譜面台も例の時計も昔どおり。
合奏前のいつものちょっとピリっとした感じが背筋に伝わってくる。

ベンチのところで待ち合わせ、っていう話だったのに練習場の傍で
立っていた我輩をよくもまぁ見つけてくれてありがとう。>nom 氏
目の輝きの眩しい方でした。無事ブツを頂戴して、しばし昔話など。

がちゃがちゃと楽器ケースを運ぶざわめきの中で笛の音が聴こえる。
今度はあの子がソロを吹くのか、やっぱあそこは要 2nd アシだな、
などと余計な思いつつ、昔のように今も続いているオケに安心した。

というわけで今年の卒演の宣伝をここにも貼っておくことにします。

立教大学交響楽団 卒業演奏会 @ めぐろパーシモンホール

2006年3月3日(金) 18:00開場 19:00開演

 シベリウス 交響詩「フィンランディア」
  フォーレ 組曲「マスクとベルガマスク」
 ブラームス 交響曲第一番

指揮 橘 直貴              全席自由 500 円

4 Comments:

At 18:04, Blogger kazufuruk said...

あれ、会場は目黒ですか?
立教オケは豊島公会堂を使わないのでせうか? ちっちゃすぎ?
あと北とぴあとか便が良い気がするのですが? でっかすぎ?

 
At 08:30, Anonymous Anonymous said...

懐古ですか・・・・解雇じゃなくて良かった
(;つД`)
古きを尋ね、新しきを知る・・・・
母校って良い物なんでしょうね・・・・。

 
At 23:36, Anonymous Anonymous said...

昔、何回か呼んでもらったことを思い出します。

演目はフィンランディアですか。
いいですね~
交響詩と北欧好きのやつなので(^^;

 
At 00:38, Blogger sempreff said...

>kazufuruk

なんで目黒なんだろうね…我輩は一度も行ったことないところだよ(笑)
卒演は基本的に予算ないので安いところになりがちなんだけど、
練文が空いてなかったのかな?

>ノブ氏

徒歩でもチャリでも行ける範囲に母校があるのですが、精神的な母校は
やっぱ新座なんスよね。あの寒空が好きな寒冷地仕様の私。

>koetaro

ブラ1もいいぞ。重くて。暇ならおいで… って遠すぎるか(笑)

 

Post a Comment

<< Home