誘惑
自らをただの機械のように見下げていないか?意志の無いコードを
書いていないか?書いたものの 1 バイト 1 バイトがあるべき姿で
そこにあるか?ということについて、思考を放棄してやいないか?
昨今喧伝されている EoD のトラップはそれなんだ。簡単に組める、
そのキャッチフレーズの裏には「わかんなくてもいいから」という
悪魔の囁きがあるのだ。その誘惑には耳を傾けてはならないはずだ。
仕掛けが複雑だからこそコーディング (打鍵) を減らして作業者の
負担を減らそうという小さな見方と、システム開発全体を支援する
ことでスパイラルを早く回そうという大きな見方があるのはわかる。
だが、裏で行われていることを全く理解しないままシステム構築を
進めてしまっては、道具を使っているのか道具に使われているのか
わからないではないか。自動という魅力に盲目になってはいけない。
それは自らを使い捨ての道具と同じモノに貶めてしまうことなんだ。
機械に支援してもらうのはいいが機械に主導権を渡してはならない。
考える葦どもよ。自らレーゾンデートルを放棄してはいけないのだ。
2 Comments:
ふむ・・・存在価値ですか・・・・
難しいですな。
今も・・色々書いては消し・・・・
消しては書きましたが、
ピンと来る物がありません。
いまだ求道の身ですので・・・。
「存在価値」というより「存在理由」のほうに近い感覚を求めています。。。
楽はしたいけど阿呆のままでは居たくない。。。ある種、矛盾なのですよね。
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