照明
我輩の勤めている事務所では、昼休みに照明を消す。電気代をケチ
…いや、省エネ意識の向上とか昼休みは寝ろとかそんな感じだろう。
個人的には環境光は暗いほうが好きだ。その方が作業に集中できる。
だが有楽町線の新しい車両、何故あれは間接照明のような薄灯りを
採用したんだろうか。高校生っぽいカップルが斜めな体勢で仲良く
囁きあっている姿を目撃して、不覚にもドキドキっとしてしまった。
暗い店内と言えば池袋シルクを想い出す。薄灯りと、たゆたう紫煙。
あの独特な雰囲気は、ちょっと他では味わうことはできまい。今時
ああいう店は貴重な存在なのかもしれない。昭和を感じさせる寂び。
我輩が明るすぎるところを好まないのは自分自身に後暗いところが
あることを自覚しているからだろう。「光の路」というスカウトの
歌を歌うたびに、申し訳なく思う。前を、上を見て歩きたいものだ。
4 Comments:
(´▽`*)暗がり・・・・・いいっすね。
そんな電車もっと早い時期に導入して欲しかったな
光有る所に影も出来ると言うように
陰のある男ってのは、光有ってこそなのです
・・・・・たぶん。
午後と夕方の境目あたり、まだ誰も客がいないシルクに寄ってコーヒーを呑みながら本を読んでいると、世間がほんとうに遠く思えたもんです。
暗がりとは、ありがたきもの。
自分も最近、昼休みに映画を満喫しているので、暗がりは非常にありがたいです。
明るいと反射して見えないんですよ。(^ ^;
>ノブ氏
影のある男っていうより、影に入り込む男って感じ(笑)
でも地下鉄は明るいほうがいいと思うんですがねぇ…
>公園管理人殿
マグリットみたいに明るい喫茶店もいいのだけれど、シルクのような黄昏た雰囲気も捨てがたい。あそこでは薔薇ジャムティーばかり飲んでたな…
>ばる
映り込み回避は重要なテーマだね。
前に出版系の事務所にお邪魔した時は、モニタに装着する真っ黒なかぶせものがあって、感動したなぁ。それに比べて T 陽町では、驚いたことに直射日光がモニタに当たる…
ブラインドと柱の間から斜めに入って来る光なので、避けようがない。そんなんで仕事ができるかよっ。
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