Thursday, July 24, 2008

調和

先日、システム管理者感謝の日のイベントに参加したので、ここに
記録しておくことにする。社内の Wiki にも書こうと思ったのだが
個人として参加したので、ここのほうがよい、と考えた次第である。

さて、テーマは「ワークライフバランス」であった。仕事と生活の
バランスを取れてない奴はダメだ、仕事中毒はダメだ、長く働くな、
早く帰れ、…というようなべらぼうな話だと思っていたが、違った。

BSP の竹藤さんは相変わらず面白い語り口だった。イベントの趣旨
つまり「コンピュータ関連で働く人々に元気になってほしいだけで
商売にしようとは思っていない」という明確な姿勢が伝わってきた。

竹藤さんの言葉を借りれば。今は「仕事」の対義語は「遊び」から
「休み」に変わってきたと言う。しかし、仕事以外の何かによって
仕事の密度が高く濃くなることが期待できるんじゃないだろうか?

会社に入って定年までの時間と、リタイアして自由になってからの
時間と、どちらが多いか。同じかもしくは後者の時間のほうが多い。
仕事以外の何かがあれば、もっと生き生きと暮らせるのではないか。

ざっとそんなオープニングだった。自分としては、だいたい agree。
自分が仕事をリタイアしたあとどんな人生を送ることになるかって
今まで一度も考えたことがなかったが、考えてもいいかもしれない。

続いてのセッションは教授センセイによる講演だった。第一印象は
「おばさんの身の上話」にすぎなかったが、共感できる部分が全く
なかったわけでもない。彼女は自称仕事中毒で、我輩もそうだから。

彼女によれば。ワークライフバランスとは、単なる勤務時間短縮の
言い替えのように受け止められ、日本には根付かないのではないか、
と否定的に思われてしまっているが、そういうことではない、のだ。

「仕事」「健康」「学習・趣味」「友人・家族」「地域・社会活動」
といった各領域を、生きているその時のシチュエーションに応じて
自分の中で拡大/縮小しながらも失くさないように、調節すること。

単に 24 時間をどう分配して効率良く動くか、ということではなく、
自分がどういう風に生きたいのか、ということをもっと重視しよう。
そのためにどうするか、豊かに生きるためにどうするかを考えよう。

自分がどういう風に生きるかということは、つまり最終的に人々に
どのように記憶されていたいかということ。常に足りないところを
探して埋めるような生き方でなく、ありのままの自分を認めること。

自分には自分の持ち味があり、相手にも同様にそれがある。それを
違うところがあるけど、それもいいよね、と認めること。そうして
他の人との関係を楽しむことで人生はもっと豊かになるだろう、と。

ざっと (と言っても長いな…) そんな内容だった。話自体が淡々と
切れ目無く流されてくるので、受け止める側としては大変だったが
今こうしてまとめていて改めて、いい話を聞いたな、と感じられた。

積極的に生きるということは、エネルギーの要ることだ。ところが
今は、別にわざわざ積極的にならなくても、トピックが向こうから
押し寄せて来る。我輩には、仕事も情報も過多であると感じられる。

まわり中にそうしたトピックが溢れているから、ついつい受け身に
なってしまう。仕事は指示を待つだけになり、家に帰ってテレビを
点けて、見なくてもいい番組を見て時間を浪費する。それでいいか。

ただそこに存在して時間を消費しているだけでは、生きているとは
言えないんじゃないか。そういう風に感じた。だからと言って今の
仕事どっぷりな日々を後悔も更改もしない。寧ろそれを楽しみたい。

講演のあとの懇親会(?)では、抽選会があった。そういうのは大概
当たらないものだが、今回は我輩は本が当たった。講演で話してた
大沢真知子先生の「ワークライフシナジー」。一応、昨日読了した。

4 Comments:

At 06:35, Anonymous たの字 said...

>システム管理者感謝の日
そんな日があるんか・・・。うらやましい。

 
At 08:13, Anonymous ノブ said...

考えさせられますね・・・・色々と。

(´ー`)y─┛~~ やっぱり、参加者は、
覆面等着用なのでしょうか???

 
At 02:27, Blogger sempreff said...

>たの字殿

あぁ、リンク貼るのを忘れてました。

今年は 2008.07.25 ですぜ。

 
At 02:28, Blogger sempreff said...

>ノブ氏

そうそう、杏仁豆腐を塗りたくって UV ケアは万全よ、
…て違〜う。

 

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