Sunday, September 21, 2008

右鼻

ここ数週、調子がおかしい。遥か昔からおかしな調子だろうという
突っ込みは期待しているがスルーするとして、右鼻の調子が難しい。
先週はずっとむずむずしていた。あたかも花粉症であるかのように。

花粉症が遺伝する物か後天的なものが知らないが、我輩は自分では
花粉症ではないと考えていたのだが、どうにもくしゃみが止まらぬ。
トリガは必ず右鼻なのだ。左鼻は大丈夫、無問題である。右だけだ。

ひっきりなしにくしゃみの衝動に駆られていると、生産性が落ちる。
世の中の花粉症の人達は春先は悶々としているのだろうな、と思う。
鼻に集中力を持っていかれるのが斯くも悲しいことだと体で学んだ。

困りながら数日を過ごしていたら、いつのまにか、症状が変わった。
くしゃみは鳴りをひそめ、そのかわりに、詰まった。完全に閉鎖だ。
上述の通り、左鼻は快調である。おかげで鼻呼吸には困っていない。

しかし右鼻だけは詰まっている。鼻をかめども開通することはなく、
新たな分泌物によって閉鎖される。垂れ流れては来ないので、軽く
無視することにした。片方だけなら詰まってても平気であろう、と。

熱も頭痛もなく、喉も痛くない。どうやら風邪を引いているという
わけでもなさそうだ。我輩は投薬が基本的に嫌いであるので、薬を
投げ込んでなんとかする気もない。忘れた頃に開通するのを祈ろう。

Monday, September 15, 2008

仲秋

名月のはず、ということで、休日出社の同僚を誘って近所の公園へ。
これがいい感じに正解。厚めの雲が邪魔だったけれど、月は綺麗に
観ることができた。実にいい仲間に恵まれて、自分は幸福だと思う。

Friday, September 12, 2008

脱殻

だっこく、ではない。ぬけがら、だ。庭の紫陽花に蝉のぬけがらが。
今年は三匹 (「匹」でよいかどうか不明) の脱殻を見た。ひとつは
某データセンタの入口の門扉脇、インターホンの横あたり、だった。

直下の地面はコンクリで固められている。よくここまで出たものだ。
掴まるところの少ない壁面に、よくしがみついたものだ。驚嘆する。
壁面といえば、ふたつめは自宅の壁面に付いていた。これもすごい。

エアコンの室外機とシャッターの間のわずかな隙間で頑張ったのか。
自宅の壁面はそれなりに凹凸があるので、登れるとは思う。しかし
あまり高くない位置だった。かなりしんどかったのだと思わされる。

みっつめは冒頭に述べた通り、紫陽花に留まっていた。面白いのは、
幹でも枝でもなく、葉の裏だったことだ。経路としては幹から枝へ、
枝から葉へ進んだと考えられる。しかし、よく堕ちなかったものだ。

葉の裏のはじっこにしがみついて最後の変身を遂げる蝉。その本能、
気合、覚悟のいかばかりか。我輩に覚悟があるだろうか。虫ほどの
一徹があるだろうか。もう少し、愚直にやろう、と思う次第である。

Tuesday, September 09, 2008

出張

我輩はせいぜい地の果てのマシンセンタに行くことがあるくらいで、
あまり出張の機会が無い。出張で行った一番遠い国と地域と言えば
国外では韓国。国内では福岡。福岡の日帰り出張は大変だったなぁ。

今日は名古屋へ行ってきた。名古屋の地下鉄に乗って、いくつかの
興味深い事項を発見したので、以下そのメモ。まず、エスカレータ。
名古屋は関西なので、登攀車線は左側だ…と思っていたが、違った。

実際には、東京メトロと変わらず、左側が立ち、右側が急ぎだった。
しかし、エスカレータのステップにセンターラインが引いてあった。
関東ではあまり見ない光景ではなかろうか。わかりやすくて、良い。

次はホームだ。ホームで並ぶ人の目印になるよう、壁にドア位置を
表示している。これは東京でもそう。しかし、よく見ると若干違う。
ドアの番号が、先頭車両からの通番なのだ。わかりにくくないか?

最後の事項は、車両の中にあった。具体的には、ドア内側の何かだ。
「何か」というのは、それが説明できないから、そう書くしかない。
「←12番」「→9番」というような表示があるのだが、意味不明。

左側が12番で、右側が9番?ってことはこのドアは結局何番なの。
謎だ…、と思っていたが、このエントリを書いていて、思いついた。
矢印は進行方向で、番号はその時の先頭車両からのドアの通番か?

幸か不幸か、名古屋にはまだ行く機会があるようなので、その時に
この仮説を検証してみたい。また、ドアの番号を「何両目の何番」
ではなく「先頭から何番め」と表現することの利便性も吟味したい。

なお、断っておくが、我輩は決して鉄ちゃんではない。断じてない。