Thursday, March 30, 2006

読書

おかげさまで本を読む時間はかなり減ったと実感している。我輩は
新聞を隅々まで読むような高尚な習慣とは縁がないので、小説すら
読まなくなってしまった昨今は文章に触れる機会も著しく激減した。

技術系の雑誌は定期的に読んではいるのだが、いささか物足りない。
文章自体に味のない記事が多いからだろう。昔は技術系の雑誌でも
捻りの効いたものもあったように思う。感受性が鈍ったのだろうか。

漫画ばっかりでは我ながらつまらないので、娯楽小説をゆっくりと
読み返してみようという試みを進行中。電車の中で Zaurus でなく
文庫本を開くようになったので、自然とここの更新頻度も下がった。

今は松岡圭祐の一連のシリーズの四作目。違う話のキャラが構わず
乱入してきてしまうのは、まるで松本零士作品のようだ。それでも
テンポの良さだけで読めてしまう物語であるというところが面白い。

Saturday, March 25, 2006

電車

我輩の愛しいサーバ達が日夜ブンブン唸っているマシンセンターは
ドえらい僻地にあるわけだが、ホントに遠い。往復の電車代だけで
1680 円もかかるし、乗っている時間は合計 80 分くらいもかかる。

意識を保っていられれば ThinkPad で駄文をしたためたり 2ch を
読み返してみたり、いろいろと有効に時間を使えるはずなんだけど
途中で飽きるくらい長い。どうしても意識を失って寝てしまうのだ。

行きは地下鉄のくせに途中で地上に出るので、周りの明るさについ
目を覚ましてキョドってしまう。終点まで乗るんだからそのまんま
寝かしてくれればいいのに、中途半端に起こされてしまう不快感。

帰りは帰りで降りるべき駅に着いてからハッと目を覚ますので結局
キョドってしまう。まったく、いつもキョドってばかりで格好悪い。
単純に慣れの問題だと思うのだが、意外となかなか慣れないものだ。

今日は偶然にも同道の後輩Kが途中から乗り合わせてきて、意識を
保ったまま行き着くことができた。ところで、ちょっと可愛い系の
彼女を連れてるあんちゃんよ。車内で痴話喧嘩だけはやめて下さい。

Thursday, March 23, 2006

朝湯

休日にしかできない作業がいろいろあって自然と振休が溜まってく。
ところが振休は時限つきなので、とっとと取らないと消滅しちゃう。
しかし平日に全休するような余裕があるはずもなく、半振休に砕く。

通常は半振休は午前より午後に取ったほうがお得感が大きいのだが、
すっかり完全に夜シフトな体になってしまった我輩の場合は、朝の
睡眠時間という誘惑には抗えず、午前半振休して寝まくってしまう。

目が覚めても何やらシャッキリしないほど寝られるのは春らしさを
感じて嬉しくありつつも「モヤっと」感が否めないわけだけれども、
そんな時には朝湯ですよ。残り湯に追い炊きして自分を煮るですよ。

今時の季節はスイッチ入れて 30 分もすれば入れる。便利なものだ。
そもそも人間っちゅう生き物は寝ている間に大量に汗をかいている
はずなので、風呂に入るのは夜でなく朝の方が合理的だと言えよう。

Sunday, March 19, 2006

執事

我輩はフリル好きのキモメンなので、周囲の期待に応えるためには
仕方なくメイドカフェには行かざるを得ないのだが、驚いたことに
昨今は執事カフェなる物体が現れたという。何が楽しいのだろうか。

思うにどこにもフリルはついてないだろうし (ついてたら嫌だし)、
我輩の先入観によれば執事とは即ち忠誠心に溢れ礼儀作法に厳しく
頑固でヒゲで片眼鏡なスリーピース着用の老人なんだが楽しいのか。

そう思ってもうちょっとググってみたら、どうやら老人じゃぁない。
普段メイドカフェなお店が期間限定で執事服で給仕するというもの
らしい。確かにヅカ系が好きな方面の方々には受けるかもしれない。

Thursday, March 16, 2006

弁当

会社で頼む仕出し弁当は、いつも器がびちょびちょなのが気になる。
しかし温かいままの器を運搬用の発泡スチロールに閉じ込めた結果
蒸気が結露するわけで、もともとの弁当が温かった証左ともいえる。

前振りはこのくらいにしておいて、地元最寄り駅の弁当屋の張紙が
気になる、という本題に入るとしよう。張紙にはこう書かれている。
「オカズは いつもホカホカ ではありません」。手書きの筆文字だ。

何でェ、ここは冷や飯を出しやがるのか、と思った方は我輩と同じ
語感をしていらっしゃるので御愁傷様。好意的に解釈すれば、勿論
この表現は「常に温かい…とは限りません」という話だろうと思う。

だが我輩はこういう類の「誤読される可能性のある書き方」が嫌い
なのだ。肯定文を書いてその末尾だけを否定形に変化させたときの
日本語という言語の何とも言えぬ曖昧さが嫌いで嫌いで堪らぬのだ。

あれ、ちょっとは楽しい話を書こうと思って「弁当」で始めたのに、
たった 4 段でめっちゃネガティブになってしまった。なんでだろ。
決して三楽が半端な飯の量なので八つ当たりしてるわけじゃないぞ。

Tuesday, March 14, 2006

定時

昨日のことだが。明日は呑みだ、と仕事していたら「今日でどう?」
と入電アリ。早速安安で落ち合う段取りをつけた。一般常識的には
月曜は呑まないらしいが、我輩の場合は月曜の方が余程都合が良い。

週末に近づけば近づくほど忙しいし、金曜の夜に定時で帰るなんて
ありえない。その点、月曜は打ち合わせも多くて全休はとりにくい
けれども早く上がるぶんには何も問題ないのだ。というわけでゴー。

久しぶりの安安だったが、やっぱりオバちゃんには覚えられていた。
どうしたの〜、なんて言われても困る。この店が好きだから定時で
上がって呑みに来ているではないか。…そうか、間が空き過ぎたか。

昼間も目を閉じるとぐらぐら揺れているように感じる体調だったが
18:00 から 23:00 まで呑んでこれに輪をかけてふらふらになった。
長丁場だったがあっという間だった。大蒜の葉炒めは美味であった。

あぁっ、そういえば春巻きをすっかり失念しておった。くやしいな。

Sunday, March 12, 2006

開花



急に全部咲いた。土曜日に家を出る時にも 4 〜 5 枝は開いていて
もう上着も要らないかな、などと思っていたのだが一夜明けて今日
ふと見ると「旦那!さァ大変ですよ!春ですよ!」って感じである。

今年は一本だけ元気の良い枝がベランダで擦られて樹皮が剥けつつ
内側にせりだしてきていて、春だということを強迫するかのように
小さな花をたくさん咲かせている。散り際の掃除は大変だろうなぁ。

鳥たちも数羽、花が咲いただけで喜んで飛来しているのを目撃した。
まだ実はなっていないというのに、気の早いことだ。今年は冬季が
いい具合にキュッと寒かったので、美味い実がつくことを期待する。

胡椒

スパイス類は全般的に好きだが一番好きなのは黒胡椒だ。粗挽きで。
昔は七味のほうが上品だと思っていた。配合によって辛さも香りも
異なるのが面白かったのだが、今は七味では今一つ刺激が足りない。

自分で料理する時も外食する時も、胡椒の類は見境なく振りたくる。
お好み焼きなぞも胡椒を効かせるとぐっとパンチ力が増す。流石に
白飯に胡椒をかけて喰うほどではないが、粒のまま齧ったりはする。

ハウス食品が今般出した新ポテチ「あらびきブラックペッパー」
そんな我輩のために開発されたに違いない。何しろ見た目からして
GABAN なのだから嬉しいではないか。美しいパッケージデザインだ。

もちろん値段も見ずに即買い。会社に持って行って後輩 K に自慢。
と言っても別に我輩が自慢するような筋合いじゃないが。味の方は
予想どおり一般ピーポー向けの安全なテイスト。攻撃力が足りない。

これで値段がもっと爆安ならば残業時にはマブダチになれそうだが、
いかんせんコストパフォーマンスが良くない。何か一段落した時に
ひっそり自宅で独り呑みする、そんな晩酌のアテにいいかもしれぬ。

Saturday, March 11, 2006

塗装

東西線大手町からJR大手町東京駅に至る長い通路の壁面を僅か 5 人で
ぬりぬりと塗り直していた。いつも家無き子のみなさんがせっせと
アンモニア臭を漂わせている、まったく換気の悪そうなあの通路だ。

こりゃ相乗効果でひどいことになっているな、と思いきや、意外と
溶剤の匂いは全然感じられないし、鼻が詰まっているわけでもない。
へぇ最近はそういう塗料があるものなのね、と妙なことに納得した。

改札すぐのところにある電光掲示板も新しくなって見やすい字体に
なったし、レールと枕木 (枕石?) の接合部も何やら気になる構造に
さりげなく変わってる。こういう所を良くする姿勢は好きだぞJR。

Friday, March 10, 2006

体重

理想体重ってナニよ、と思いながら昨夜も晩ご飯を複数回いただく。
先に喰ったやつは昼飯だと思えばいいし、最後に喰った奴は夜食だ。
24 時間に均せばたぶん 3 回しか食事はしてないと思うことにする。

そんな食生活なので体重の乱高下が激しい。上は 82 〜 3 kg まで、
下は 75 〜 4 kg までといった感じで短ければ一週間内で変動する。
よほど燃費が悪すぎるか、我が家の体重計が壊れているか、両方か。

Thursday, March 09, 2006

身長

もうちょっとタッパがあれば満員電車でも楽ができるだろうなぁと
背の高くない自分を哀れに思うのだが、先日健康診断を受けた時に
実は年に 3mm 位づつ伸びていることが、過去の記録から判明した。

3 年前と比べると 1cm 弱、伸びている計算になる。こりゃ嬉しい。
いつまでこのペースで伸びるかわからないけれど、夢の 170 台に
いずれ到達できるかもしれないってこと?…いやそれは望みすぎか。

Tuesday, March 07, 2006

佐田

年に何回か必ず、さだまさしさんの唄をというか詩を聞きたくなる。
今回は「最終案内」と「駅舎」と「生々流転」が聴きたくなった。
こういう衝動の発現はえてしてテンションの弱まった時期と重なる。

さださんのうたとの出会いは小学校のころだ。3年生くらいだった。
親父がFMで放送されてたライブをテープに録音して溜めてたので、
これを無断で借りては安いラジカセで何度も何度も繰り返し聴いた。

その頃はレコードもテープも買っていなかった。レコード屋さんに
行けば売っている、日本円を持っていれば手に入れることはできる、
という知識だけは持っていたが、実行に移すまでには至らなかった。

結局、件のラジオ録音テープを聴きこんで、歌詞をルーズリーフに
書き留めて、覚えた。100 曲以上諳んじていた。毎晩長風呂をして
吟じたものだ。一風呂だいたい平均 10 曲くらいは歌っていたろう。

さだまさしだけでなく中島みゆきも歌った。主人公/天までとどけ/
フレディもしくは三教街/主人公/引き潮といった感じで、およそ
小学生らしくない歌を唸っている子供というのは、我ながらキモい。

今回は目移りして「風見鶏」を購入した。久々に「晩鐘」を聴いた。
その他の曲も、このアルバム収録曲はみな懐かしく、ややほろ苦い。
肝心の「駅舎」は、いずれシングルコレクションを買おう、と思う。

Saturday, March 04, 2006

靴下

今回は「翌朝来られるなら」夜間処理は立ち会わなくってもよい…
というはずだったが、不測の事態に備えるため、金曜の朝出る時に
鞄に替えの靴下とコンビニ袋をぽいぽいっと投げ込んでおいて正解。

夜間処理も結局ドキドキしながら見守ることになった。期待外れの
予想どおり。居残ってて正解でした、という感じの面白い夜だった。
毎回そうだが今回も、先を読み切るのは難しいものだなと痛感した。

体力に余裕があれば、完徹であろうともそのまま仕事だか趣味だか
わからないような作業をするところなのだが、いかんせん前夜祭の
酒のダメージが大きかったので、明け方からは会議室の椅子で仮眠。

椅子を3つ使うと意外とちゃんと横になれるものだ。高さの調節が
難しいのだが、巧く組み合わせればあとは慣れ次第で寝返りだって
打てるようになる。そんな技術を体得してもいいことは無いんだが。

携帯の目覚しで起きたら顔を洗って靴下を履き替える。これだけで
ずいぶんサッパリする。異臭を放つ危険物はコンビニ袋に封印して。
会社泊まりも手慣れたものだ。また再来週も靴下持参になるだろう。

Friday, March 03, 2006

今半

100 グラム 1200 円の霜降りの肩ロース。この肉の 1 キュビト弱の
巨大なスライスをふつふつと煮える出汁の中でササっとくぐらせて、
色が変わる前に桜色の状態で引きずり出してペロリと一口で喰らう。

嗚呼ほわりと口の中でほどける肉よ。何故にかように美味なるかな。
野菜とか茸とか余計な物体も鍋の中では踊っているが、なくていい。
この蕩ける肉が、この愉快な肉さえあれば我輩は相当に満足である。

そんな呑み会に参加して肉を堪能した上で二次会に雪崩込んでまた
呑みまくってしまって、それでも何とか無事に家まで帰れたらしい。
今回は財布も眼鏡も失くしていないし、迷惑メイルも出してないぞ。

何も失敗していないぞ、と思ったら、奇ッ怪なエントリを Blog に
書いていたらしい。あちゃぁ。60 文字 fold もかかっていないし、
何が言いたいのかもよくわからないし、本当に酔っ払いの戯言だ…。

自戒

自分がその時その場所で何を言い何をしたらいいのかわからないのならば

その時自分が最善であると信じられる行動を遅滞なく誤りなく全力で成せ