Sunday, May 28, 2006

気質

何もないところから何かを作り出すのはものすごく苦手だ。世界の
ルールが存在しないとして、お前が決めろと言われたら間違いなく
逃げ出すしそれを恥とも思わない。そんな重責任は迷わず忌避する。

今ある何かに対して、どうしたらそれがもっと良くなり得るだろう
という妄想を働かせるのは好きだ。それを良くするためにどれだけ
コストがかかるかということを抜きにしていいなら、得意と言える。

何もない空間に何かを生み出せる人達はすげぇと思うし、尊敬する。
口だけで手が動かせないとしても、その絵を虚空に描けるだけでも
一瞬見えたかのように思わせてくれるだけでも、十分に素晴らしい。

そのビジョンがまだ実在しないとしても想像するために十分な量の
ディテールがあるならばそれを改善できる余地は必ずあると思うし、
その改善のフェイズにこそ我輩の妄想力を発揮できる可能性がある。

出来上がり予想図を描けるなら、それは既に出来上がったも同然だ。
徐々に「そうなっていく」場合には時系列に描くセンスも要るけど、
どれだけ緻密な予想図を描けるかということにこそ能力を磨きたい。

Friday, May 26, 2006

寝癖

このところ不精して散髪に行っていないので、髪が伸び放題である。
朝起きると左後頭部だけ明後日の方向を向いていたりして、非常に
見苦しく鬱陶しく暑苦しくて、みっともなくて、どうせ短足ですよ。

いや短足は関係ない。控えめに言うと足は短めと言えるが、今日は
寝癖の話を書こうとしているので足の長さというファクタが寝癖の
発生と修正に及ぼす影響の小ささからして、短足は関係ないだろう。

さて。普段は見てくれなど全く気を使わない我輩の生活においても、
寝癖は許されざる大敵の一つである。何せ修正が面倒なのだ。まず、
朝にならないと被害状況が把握できない点が困る。予想もできない。

複数箇所に被弾している場合、どこか一つを直している間に時間が
足りなくなって放棄することもままある。また、諦めて頭から全部
湯をかぶる - 今風に言う朝シャン - という荒行も考えねばならぬ。

散髪に行けばガイル少佐程度の短髪にしてもらって寝癖の発生率を
低めることもできようが、平日に休んでも床屋に行くということを
まず思い出せない揮発性メモリ (aka 脳) が標準装備なので阿呆だ。

また、短髪にしてもらったからと言って寝癖が完全に付かなくなる
というわけでもなく、むしろ短い方が強情で性質の悪い仕上がりに
なるってんだからイライラすることこの上ない。人は不便な生物だ。

尤も、短髪なら朝からザブザブ洗ってやったとしても、乾くまでの
時間と手間が大違いなので、やはり髪は短いに越したことはない。
昔はスキンヘッドにしていたが、あれは楽だった。寝癖つかないし。

結局今朝は朝から風呂に入ってサッパリしてみた。眠いのが難点だ。

Wednesday, May 24, 2006

読破

しばらく本屋を見ないうちに溜まっていた千里眼シリーズを纏めて
読破した。最近の文庫本は高いよ。トホホ。しかしながら話自体は
映画を観るようにすいすいと進んで行くもので、単純に面白かった。

「死角」までの流れとは趣が異なっており、過去をほじくり返して
いろいろと舞台裏を説明してくれる。主要キャラも微妙に味付けが
変わっていて、さながらセカンド・シーズンといった印象であった。

個人的には、嵯峨の活躍が少ないのとマジシャンが出てこないのが
若干不満なのと、主人公の年齢が固定されたのが苦しいと思われる。
蒲生さんも心なしかちょっとばかりキャラが変わったように思える。

自分の判断を信じてそれを行動に移せる行動力には憧れるけれども、
実際我輩はそれほどの自信を持ち続けることはできない。御伽話の
ヒロインは所詮、お話の中の人物だ。自分には何ができるだろうか。

Tuesday, May 23, 2006

満員

久しぶりに世間一般で言うところの「通勤」ってやつをやってみた。
いわゆる通勤時間帯に電車に乗ることが少ないため普段はそれほど
気にならなかったことも、自主連休の後では強く肌身に感じられる。

通勤には主に営団地下鉄を利用しているのだが、どうも乗客たちは
頭が悪いと感じるのだ。夜遅い時の痴話喧嘩とか仰臥爆睡の類いは
わからなくもないのだが、車内のポジショニングはおかしいと思う。

皆、扉のすぐ前に立つのだ。有楽町線は何故か島式のホームが多く、
開く扉は進行方向に対してほぼ固定される。その状態で扉の直前に
立ち止まられると、乗ろうとしても乗れない。入ろうにも入れない。

奥のほうにはまだまだ空間があるのに、なぜ詰めてくれないのだ?
扉の前に佇む人を無理矢理かいくぐって空いている奥の方に行こう
とすると、同じく降りられずに困っている人と鉢合ったりして困る。

これが乗換駅になると、またちょっと事情が変わってくる。誰もが
我先に降りたがるのだ。ちょっと譲り合って降りればいいところを、
奥の方から声もかけずにずんずん押してきて怒って降りようとする。

一人でも追い抜かして自分が先に降りるのだ。そんな意志を感じる。
そんなに急いでいるんなら譲ってあげたいのはやまやまだが、生憎
寿司詰状態の固まりのまま氷河のようにズルズル進むしか手はない。

もっと「降ります」とか「通してあげて下さい」とか、声を出して
動きを伝えれば周りも動けるだろうに、無言で押すだけでは焦燥と
怒りしか伝わらない。パッシングとかウィンカーとか出してほしい。

電車という乗り物がパーソナルスペースを破壊するからみんな心が
荒んで勝手なことをするようになるのかなぁ、などとも思うけれど、
お互い楽するために車社会のトラフィックと同様になるといいのに。

降車における混雑は渋滞時にオラオラ!ってバンパーぶつけてくる
暴挙と同じだし、扉前の混雑はフェリーに入った途端エンストした
ようなものだろう。いずれも平素通常なら考えにくいことのはずだ。

朝な夕な満員電車でイライラするし余裕が少ないのはとてもわかる。
頭が悪いのは我輩もそうだろう。しかし、どんなに不愉快な通勤も
皆でなんとかしてもうちょっとマシになるようにしたいではないか。

というわけで我輩は積極的に時差通勤を活用しようと考える次第だ。

Monday, May 22, 2006

所在

今年のゴールデンウィークは祭りで忙しかったせいで、全く休んで
いなかった。「疲れ」を様々な自覚症状として感じるようになって
はじめて、産業医の言う通りに休むことに決めた。一週間ぶち抜き。

休みだからって別に自宅で療養っていうわけじゃないので、むしろ
肉体的にはキツかったかもしれない。基本的に何も計画を立てずに
起きて喰って寝て、ふらっと出掛けて。ひたすら自堕落に暮らした。

しかしワーカホリックというのは恐ろしいもので、どこで何をして
楽しんでいるとしてもやはり仕事のことが気になる。出先でも結局
メイルチェックばかりしていたのは、たいへん莫迦莫迦しいことだ。

で、週末になってから、ふと気づいたのだ。我輩は物理的所在とは
関係なく、どこに居ても勤務はできるんじゃないかと。回線速度に
効率が左右されることもあるかもしれないが、不可能ではない、と。

そう考えるとわざわざ会社に出掛けるのが馬鹿らしくなった。特に
天気の悪い日になんでまた往復 2 時間弱も通勤などという下らない
行為に消費しているのかと思うと、なんだかやりきれない気持ちだ。

「時間」こそがこの世の中で最も貴重なリソースであって、空間は
物理的な制約にしかならない。空間に依存せずに関係性を継続する
ことができるようになれば、人はもっと自由になれるのではないか。

そんなことを夜中に考えてたりするから明朝もたぶん起きられない。

Sunday, May 21, 2006

茘枝

中国酒のリキュールで、有名なのが「杏露酒」。婦女子向けの甘い
やつで、美容によいとか言われている。こいつを筆頭にいくつかの
リキュールがシリーズになっていて、今流行ってるのが山査子かな。

学生だったころはまだ種類も少なくて、我輩は檸檬酒を好んでいた。
悪く言えばゲータレードみたいな味だ。氷を 2 〜 3 発放りこんで、
融けるにまかせてゆっくり呑む。今でも安安に行くとよく呑んでる。

このシリーズの中にライチのお酒があるのだが、こいつがこれまた
お菓子みたいな香りと味で、とうていお酒とは思えない。ラベルも
ピンク色で可愛いし、どう見ても婦女子向けなのだが、美味なのだ。

茘枝という果物には「面倒クサい」「喰いにくい」という致命的な
欠点があるが、こうして飲料に (酒に) なっているのでその弱点も
カヴァー。呑みやすくて、楽しめるお酒だ。でも、悪酔いには注意。

Saturday, May 20, 2006

捏造

ここのブログ、掲載日時を後から変更できるのだが、そんな機能は
使わないだろうと思っていた。今回はじめて、この機能を使用した。
過去を捏造するようで気がひける、と思いながら、日付を操作した。

いじれるものなら変えたい過去も、ある。当時の我輩に「そっちに
行くな」と声をかけてやりたいと思うことも、ある。でも今ここに
こうして居ることを、現在の在り様を、否定したいわけでは、ない。

後から「実はこうだったんだよ」と言うことは簡単だけど、その時
最善と思った選択が後から考えてみるとちっとも最善じゃなかった
っていうことはよくあるけど、その時そう判断した事実を認めたい。

Saturday, May 13, 2006

埋葬

手頃な箱があったので、布巾でくるんでそっと横たえて、棺にした。
庭には先輩が居るけれど彼女からはちょっと遠いところに決まった。
板切れに名前を書いて墓標にした。石は置かなかった。重いだろう。

今年のさくらんぼは沢山実がついたが、色が赤くなるころにはもう
すっかり果肉が萎んでいて、味も薄い。できるだけいい実りかたを
している枝を選んで供えた。緑いろの草木の中の赤は、鮮烈だった。

Friday, May 12, 2006

永眠

声も出ないほど弱った彼は 掌の上で まだ あたたかかったけれど
息吹きは徐々に 徐々に かすかになっていって 最後の最後に 軽く
小さな小さな 鼻提灯をはじけさせて 目を開けることなく 眠った

ゆっくり抜けていく 命を 感じながら 止めることは できなかった

Wednesday, May 10, 2006

食券

たまにしか行かない「なか卯」が食券機を導入したらしい、という
情報に躍らされて、遅ればせながら久しぶりに行ってみた。まずは
噂の食券機を見てみる。表はよかった。至って普通の食券機だった。

だが、席について愕然。裏が丸見えだ。しかも、…、配線が汚いな。
店舗入口周辺に二台並んで置かれていて、いずれも背面の中程から
カテ 5 っぽいケーブルがニョロリと、天井へ向かって延びている。

柱も何も無いところで宙空を彷徨う配線。どこから持ってきたのか
知らないが、妙な癖のついた捩れた UTP は色も不揃いで格好悪い。
そもそも青だか緑だかわからないような苔っぽい色も気に食わない。

なんだかがっかりしながらも、早々にカツカレー(大)を呑みほして
会社に向かう。カレー自体は今まで通りけっこう美味しかったのに、
外に出ると小糠雨がしとついていて、テンションの低い午後だった。

Tuesday, May 09, 2006

脂肪

ここもうひとつ、マトモに書いてるサイトは 2 つ維持している。
どちらも shinobi.jp のサービスを利用している。カウンタついて
アクセス状況さえわかればいいや、と思って始めたのだが、面白い。

何が面白いって検索語が面白い。ここ一ヶ月の検索語の中でも特に
面白かったのが、「理想体重」だ。そんなことを書いた記憶はない。
今までで一番困ったのは「恥辱散歩」だ。どういう原理だか不明だ。

我輩が恥辱にまみれた散歩体験を文章としてここに繰り広げている
かどうかはともかくとして、「理想体重」のほうは素直に気になる。
それ系の話題を書いた記憶はサラサラないのだが、やはり気になる。

要は身長に見合った相応の体重っていう固定観念があって、それを
逸脱するともはやヒトじゃないっていう例のアレのことだと思うが、
その一定の範囲に納まっていない場合の逃げ口上が「体脂肪率」だ。

だが体脂肪率とかいう新手の指標も別に我輩の味方でも何でもなく、
結局は我輩を肥満である、と断じたがる現代資本主義社会の歪んだ
陰謀の一つであり、不安を助長することで市場を形成するとは狡い。

そもそも数字で自らをベンチマークするのは嫌いだ。身長計だとか
体重計だとかは言うに及ばず、視力検査も体力検査も、言うなれば
体温計までもが嫌いだ。数字で認識することで良くない事が起きる。

というわけで何だかんだと今まで体脂肪率なるものを計測するのは
敬遠してきたわけだが、AC アダプタを探してゴミ溜め (≒部屋) を
一斉捜索したところ、なぜか体脂肪計が発見されてしまったのだ。

電池が切れていたのがせめてもの幸い、とも思ったが、単四だった。
すなわち部屋の中なら手を伸ばせばすぐ入手できてしまう。まずい。
電池さえ入れれば動く機械モノがあるというのに辛抱できるわけが。

…24.8% と出ました。本当にすみません。>「理想体重」で来た人。

Sunday, May 07, 2006

仔猫

基本的にここには家族に関する記述は一切しないポリシーなのだが、
あまりにも衝撃的なメンバーが登場してしまったので、書かざるを
得ない。タイトルで誰でもわかるはずだが、なんと仔猫が登場した。

登場に至るまでの過程は面倒なのですべて省略。気付いたら、居た。
まだ目も開いていないくせに一丁前に猫だ。爪もシャキーンと尖り、
毛布の中へ中へもぐり込んでぬくぬくと丸まって鼻を抱えて寝てる。

時おり腹が減ったのか排泄の衝動か、ミュィ、ミュィ、と鳴いては
世話を要求する。ひ弱な、小さい、ふわふわした、生命。掌の上で
暖めていても消えてしまいそうで、恐い。ちゃんと成長して欲しい。



丸まっている姿は、単一乾電池よりやや大きいかも?程度のサイズ。
耳は丸耳で意外と低い位置にあり、尻尾は洋猫ほど長くない。目が
開かないとなんともいえないが、普通に三枚目な和猫っぽい印象だ。

最初は普通のタオルでくるんでいたが、それよりもミスドの景品の
ブランケットが気に入った様子だ。ただひたすらに寝まくっている。
彼が元気に駆けずり廻るようになる前に、片付けをせねばならぬな。

Friday, May 05, 2006

融通

ノート PC というのは便利なものだ。あっちの村からこっちの村へ、
渡り歩いてあちこちで作業をする必要のある時には、大変重宝する。
だが、大きな落とし穴がある。あくまでもバッテリが続く間だけだ。

我輩も今日、久しぶりにその穴に落ちた。移動後に長時間作業する
というのに、AC アダプターを忘れてしまった。が、運の良いことに
たまたま同じアダプタを使っているはずの人が居たのを思い出した。

おお砂漠のオアシスよ!おかげさまで作業ができる。というわけで
アダプタだけを寸借。しかし、現地調達は我輩のスタイルではない。
狂ったように重たい鞄だろうとも自前で準備するタイプなのである。

こういう時に融通して貰えるのは便利だし、本当に助かる。今度は
活動拠点が自宅を含めて三ヵ所になるので、アダプタの固定配置も
考えなければならない。全部の場所に置ければいいのだが、贅沢か。

Thursday, May 04, 2006

欠伸

深夜、ガラガラの電車に互いに見知らぬ男たちが我輩を含め 3 名、
点々とばらばらに座っている。文庫本からふと目を上げると対面の
おじさんが悠然とあくびをしている。つられて我輩もあくびをする。

しまった、伝染った、くやしい。と思った途端、もう一人の男性が
我輩のあくびにつられて口を大きく開いている。一周したなぁ、と
思っていると、驚いたことに最初の彼が 3 人目につられてあくび。

延々と無限ループに陥るかと思ったが、いつの間にか止まっていた。
あくびはなぜ伝染るのだろう。くしゃみはなぜ伝染らないのだろう。
猫のあくびを見るとつい指を入れたくなってしまうのはなぜだろう。

Wednesday, May 03, 2006

俵屋

肉体労働でもあり知的労働でもあり視神経も注意力も上腕二頭筋も
もれなく使って汗をかく状況のあとでは、それがまだ何日も続くと
明らかになっているとしても呑みに行きたいと思うのは当然の次第。

そんなわけで作業終了次第、後輩に誘われた俵屋なる中華料理屋に
足を進める。途中状況を確認すると、普段のメンバー… K 村さん、
K 橋くん、あとは脱新人したばかりの S くん。変わり映えしない。

最近 (というより 3 点ロストの大失敗以降)、呑みが攻めきれない
我輩としては、久しぶりにキレてもいい、と覚悟して行ったのだが
着いてみるとなぜかもう燃え尽きている先発隊。テンションが低い。

先発隊は喰べ放題のはずなのに低調だなぁと訝しんで聞いてみると
どうも途中で頼んだゲソ揚げが激しくハズレで、一気にエンストに
至ったらしい。とりあえず伝票は別にしてもらって、また守り呑み。

理性が働いていることを意識しながら呑む麦酒。爽快さはあれども
自分を壊すまでは至らないもどかしさを感じつつ勘定を数えながら
呑む。しみったれた事だ。酒を呑んでも自分を壊すことが恐いとは。

こういうのを年を取った、と言うのだろうか。いつかまた、前後を
忘れて鯨飲できる日が来るのだろうか。丸くなったとは思わないが
臆病になったと思う。やはり年をとったのだろう。つまらない自分。

肉体に縛られて心が自由にならないなら、そんな肉体など要らない。
この 2 つのレイヤーは相互に干渉しすぎだ。L1 〜 4 ごときの肉が
L5 〜 7 であるべき心を束縛するなんて、馬鹿馬鹿しいと思わない?

Tuesday, May 02, 2006

連戦

ついに本格的な村祭週間に突入。通常業務はまったく手が付かない。
4 月は結局 1, 2, 16, 18 … 4 日間も休んだか。よく休めたなぁ。
で、メイデイなんだけれども、4/19 から毎日出社してたので眠い。

我輩の村では月初に勤務表の確認行為が行われるのだが、さてはて、
見れば見るほどに今起きていることがたぶん夢だ、って感じがする。
どこまで続くのやら。FF12 も進んでないし、祭の後は休みたいな。

事務分掌とかってアレでしょ、ずばり嘘でしょ。物理的に、忙しい。

Monday, May 01, 2006

灰色

黒か、白か、どっちか判然としないものは、嫌い。温泉たまごなど、
その最たるものだ。固くなるならちゃんとなれ。生なら生のままで
いいじゃないか。中途半端な状態のものにはやりきれなさを感じる。

降るのか降らないのかはっきりしない、どよんとした空模様も嫌い。
雨はどうせ降るならダババっと降ってサッとあがるのが爽快でいい。
微妙にじとじとといつまでもネチネチ降る雨は本気でうっとうしい。

正しいかどうかわからないリストと一見正しくなさそうなリストの
突合作業なんて。意図して黒と白を混ぜて灰色を作るならまだしも、
灰色と灰色を混ぜて何かを成し遂げたような気分に浸るのは御免だ。