Sunday, October 30, 2005

餅搗

教会のバザーということで恒例の餅搗き。例年は 7 〜 8 人が順番
…というか入れ替わり立ち変わりでラッシュをかけてたたきのめす
のだが、今年は搗き手が少なくて、ローテーションが速かった…。

都合 30Kg の蒸かした餅米を臼と杵で餅にする。しかし、昔の人は
よくこんな面倒な料理の手順を思い付いたものだね。尊敬するよ。
若手二人の強力な協力もあり、何とかやりとげた。ビールが美味い。

で、右手の握力が、ほぼ無くなっている。例えばメガネを拭けない。
メガネを拭く時ってけっこう握力使ってたんだねぇ、知らなかった。
ビールの缶ほど大きいと持てるが、薄いものは持てなくなっている。

右腕上腕にはきっと乳酸が溜りまくっている。曲げて伸ばす、ただ
それだけの動きでメリメリと音がするんじゃないかというくらいの
筋肉痛状態。おかしいなぁ。こんなに腕力を使うものじゃないはず。

そもそも餅搗きなんてものは腕力でバッシバッシと叩くんじゃなく
腕は杵を持ち上げるだけ → 勝手に落ちて来るので外れないように。
以上。っていう簡単な動作しかないはずなのにこんなに疲れるとは。

考えて見ると左手も左腕も肩も腰も背中も腿も股関節もみんな平気。
右腕−右手 にだけ、猛烈に疲労が集中している。…これアレかな。
先一昨日のボウリングの疲れが今ごろ右手に来て、相乗効果かなぁ。

ちなみにボウリングはいつもの重さの球で指に入るサイズのものが
無くて、仕方なく 1 サイズ大きいので投げたので確かに重かった。
その疲労が 3 日後に来るっていうのは…、老衰ですかそうですか。

三編

通勤途上、久しぶりに「三つ編み」の女性を見た。エスカレータで
ふと目を上げたら見事に編まれた髪が見えただけなので、その方が
可愛いか可愛くないかはもとより、本当に女性かどうかも不明だが。

「お下げ」と呼ぶ向きもあるが、「三つ編み」の語感のほうが素敵。
ツインテールはそうでもないのに何故か昔から三つ編みは好きだ。
素朴な感じがするからだろうか。単純に委員長っぽいからだろうか。

Saturday, October 29, 2005

席替

我輩はそこは諸般の理由で振休であると前前から宣言している日に
合わせるかのように席替えが行われた。しょうがないので夕方から
サービス出勤して対応せざるを得なかった。が、ひどい目にあった。

まず、実質狭くなった。我輩はその辺のメンバと違って荷物が多い
のである。マシン自体の台数もあるし、工具・ケーブル・メディア
の類いも大量に保有している。これらを格納する空間がなくなった。

次に移動時のドタバタである。机上のマシンは好意でサーバとして
皆が使えるようにしているが、止まってるから何かの検証ができん
などとほざく。阿呆か。権利を与えたつもりはない。嫌なら使うな。

机の間隔が狭くなった点について抗議したところ、確かに狭いので
広げようという案もあったが「面倒クサいから」という理由で却下
された、と言うではないか。私財を投じて得られるのはこの冷遇か。

数年前に感じた冷たさ、「その時その場所に居合わせないメンバに
対して温さが振る舞われることはない」という冷たさを久しぶりに
味わった。無理して調整して振休中に出社しただけに、やるせない。

Friday, October 28, 2005

人口

mixi の話。最初は「マイミク」ってなんだよ恥ずかしいなぁ。と
思っていた。しばらくして、年の数くらいは居てもいいのかな?と
考えを改めた。しかし。今月に入ってから順調に増え続けている…。

「あしあと」も、512 なんて当面先だろう、と思っていたのに軽く
今日、後輩に踏んでもらった。女の子で良かった<なんだそれは。
コミュニティも 90 超参加してちらちらと見たり書いたりしている。

ページデザインも参加者たちも cool な感じの orkut に比べると、
とても (いい意味で) 親しみやすい印象が良く出ている。日本人は
こういうオープンな場で記名で語らないと思っていたが誤りだった。

レスポンスが悪いとか、ソコ機能的にどうよ?とか、システム屋と
してはツッコミを入れたくなる部分もないとは言わないが、まずは
百万人規模で運営を行えている事実に素直に驚嘆しておくとしよう。

Tuesday, October 25, 2005

広告

「11月1日までに、
あなたの一番愛している人を
ひとり決めておいてください」

山手線の車中で見たヴォーダフォンの広告だ。これまたアレだろ?
どうせ「新しい割引サービス」とかだろ?ソレを適用するにはまた
なにやら登録やら申し込み手続きやら七面倒なことするんだろう?

第一ヴォーダフォンごときに言われなくとも誰を愛しているか、皆
心の中に想いがあるだろう。人の「気持ち」を金に換算するような
こんな引っ張り方は逆にシラケるし馬鹿にされたようにも感じる。

「何やら割引」と銘打たれた複雑なプランを乱発して潜在ユーザや
ユーザを混乱させるのはもうやめてくれないか?検討項目が増えて
逆に導入障害になるだけなんじゃないか?ユーザのメリットは何処?

キャリアは次々と新しいプランを出して勝手に選ばせるだけでなく、
実際のその端末の使用状況(トラフィック)に応じて、課金が最小に
なるようなプランの適用方法を継続的にユーザに提案してほしい。

…って好き勝手言ってるが、我輩はヴォーダフォンユーザじゃない。

Sunday, October 23, 2005

装飾

今どきのブラウザはスタイルシートでスクロールバーの概観を設定
できる。実際、あちこちのサイトでスクロールバーの見た目が変更
されているところがあり、違和感と漠然とした疑問を感じている。

疑問の根幹にあるのは「スクロールバーはコンテンツの一部なのか」
という問いだ。自分は、「ソコはアプリケーションのものであって、
コンテンツの一部ではない」と感じている。古い考え方だろうか?

そもそもスクロールバーはツールキットの機能を利用しているので
アプリケーションの一部であることは間違いない。kterm のバーを
NEXT 風にするにもライブラリとリコンパイルが必要だったはずだ。

そこまで static にバイナリに組み込まなくとも、数年前から流行
している「テーマ」「アピアランス」などと呼ばれるデスクトップ
装飾機能でのエフェクトとして動的に変更がかかるようになった。

さらに、昨今流行っている「スキン」ではもはやスクロールバーを
触らないのはアートワークとは言わねぇ、くらいの勢いで過剰とも
思えるほどの、本当にきれいな表現がなされるようになっている。

これらの装飾機能に言えるのは「デスクトップとしての統一感」で、
派手なものにしようが大人しいものにしようが、選択の自由はその
デスクトップ環境を構築するユーザ自身にある。これが重要なのだ。

統一感のあるスタイルで使いやすい環境を構築したはずなのだから、
そのユーザの意志(と努力)をまったく無視する形でコンテンツが
それをある意味破壊することができるのは如何なものかと思うのだ。

単純に見た目の問題ではなく、ブラウザにはスクリプトのエンジン
としての機能もある以上、コンテンツを閉じ込めるサンドボックス
としての責務は重要なはずなのだ。その境界線こそが重要なのだ。

凝ったスタイルシートもいいだろう。実際我輩も本館で使っている。
だが「やりすぎのライン」がどこなのかを、自らの基準に照らして
判断する作業が絶対に必要だ。盲目的なコードは公害でしかない。

まぁそんなわけで、アプリケーションやデスクトップの管理領域に
コンテンツが侵蝕してくることに危険を感じているわけだ。別々の
ものなのだから、ちゃんと棲み分けしてほしいなぁ、という話だ。

Saturday, October 22, 2005

戦果

またしても福のれんで替え玉フェアをやっているとの情報の真偽を
確かめるため、自ら斥候となって嫌々ながら仕方なく潜入してみた。
確かにやっとる。みんな喰ってる喰ってる。けっこう空いている。

前回は「からか麺」の丼周回に差し込まれた海苔をカウンタにして
8杯喰ったわけだが、毎回同じじゃ芸がないので今回はメニューを
「高菜麺」にしてみた。いや、単に喰ったことなかっただけです。

生キャベツがバラっと乗っていて、高菜は控えめ。あとはメンマが
ポロポロ、焼豚が一切れ。まぁトッピングはこんなもんで十分だ。
んがっ、スープと麺が熱いっ。こんな熱いものは喰えるわけがない。

とりあえずキャベツをはむはむしてからアタック。同行のY下さん
M浦が喰い終わって 20% くらいうんざりしている空気を感じつつ、
おかわり5杯を食したところで、危険な兆候を発見してしまった。

スープがない。底の方に申し訳無さそうに数センチ残っているだけ。
こりゃ自己ベスト更新は絶対無理そう。無理だ無理だでもあと1杯
ダメ元でいってみてから判断しても遅くはないんじゃないだろか。

やってきた6杯めを丼に投じると、水平線は即無くなってしまった。
しかも格段に熱かった。わずかに躊躇している間に、さらに汁気を
吸われて行く。しかしペースは落とさず 1 杯平均の 3.5 口で完食。

喰い終わってみるとスープがもうほぼ無い。箸を立てて水深を計測
してみると、残量は 1.5 センチくらいであった。まぁこのくらいで
勘弁してやるかと最後に沈んだ高菜を浚って、結局6杯で凱旋した。

Friday, October 21, 2005

同名

我輩の名前はめったにない名前だと思っていたが、後輩がサクっと
探し出してきた。本社管理部社長室担当らしい。一見すると好人物
みたいだが本当のところはどうなんだろう? うわぁメイルしてぇ。

連環

バトンなるものが飛んできた。回答者が居る限り自己拡散していく
恐ろしいシステムの大喜利、とでも表現しておこうか。このネタは
mixi つながりで来たので、遡れない人はご連絡を。招待しまっせ。

バトンのお題は「夢は諦めたらそこで終わり(BY スラムダンク)」
いい言葉だ。空腹にしみる。目頭が熱くなってきた。何も見えない。
漫画のセリフに時々胸を深く深くえぐられるのはなんでなんだろう。

★1)小さい頃、何になりたかった?

職業としては、探偵になりたかった。小学生の頃の話だ。しかし、
これだけでは回答としては不正確だ。「観察する者という属性」を
持つ何かになりたかったのだろう、と言えば多少は正確だろうか?

★2)その夢は叶ったか?

解釈次第で叶っているとも叶っていないとも主張可能だ。確かに、
職業としては自分は探偵にはなってないけど、「何かを観察する者」
には或る程度成ってる気もする。でもきっと "False Positive" だ。

★3)現在の夢は?

今の自分に足りない何かが補完された自分になること、だろうか。
どんなに努力しても一流になれる保証はない、でも、努力しないで
一流になった奴だけは絶対にいないって、言われたことあるだろう?

★4)宝くじで3億円当たったら?

ひとりじめする。誰にも言わず、バレない程度に弱々しく贅沢する。
発泡酒をビールにして、立ち読みする漫画雑誌はちゃんと買って、
普段どおり普通に働いて、でも帰りは常にタクシー、ってどうだ?

★5)あなたにとって夢のような世界とは?

相手によって強制的に選択させられる「言語」に依存しない手段で
可能なかぎり高速にコミュニケーションが行える世界。テレパシー、
までいかなくても、自分が "サトラレ" である世界とか、面白そう。

★6)昨晩見た夢は?

夕べは夢は見てないと思うけど、今でも一般教養の単位が取れずに
卒業できないから我輩の人生もこれで終わり、っていう悪夢を見る。
たぶん今までの人生で一番重いプレッシャーだったんだろうなぁ。

★7)この人の夢の話を聞いてみたいなと思う5人は?

James Galway とか Baden Powell とか Bill Joy とか…? 違うね、
次に渡す5人のことだね。とはいうものの、こっちから投げるのも
どうにも難しいので、ichi 方式で。拾いたい人、拾ってください。

Wednesday, October 19, 2005

魅力

何かを理解しようとすることに時間とエネルギーを割ける人が好き。
己自身も書くものも可能なかぎり正しく有らんとしている人が好き。
一旦誤りを認めたなら有るべき姿に正すことを躊躇しない人が好き。

難題も砕いて飲み込める大きさにしてしまう咀嚼力の持ち主が好き。
追い込まれた状態からでも一片の楽しみを見出せる前向きさが好き。
簡単で単純な作業の中にでも正確性と効率を追求する探求心が好き。

ノイズに惑わされず正しい姿勢で論理的に思考できる集中力が好き。
自分の気持に嘘をつかずズバっと言ってのける明るい率直さが好き。
組織や権威のしがらみに負けず正しいと信じることを行う力が好き。

春巻

今日の晩飯は久しぶりに春巻だった。春巻といえば思い出す安安。
たいちょうが異動になってから劇的に行く機会が減った。ランチも
最近は仕出しやカップ麺で間に合わせなので、御無沙汰している。

あそこの春巻は以前は季節ごとに具にひと工夫あって美味かった。
気に入ってたのは枝豆入りの奴だ。春巻の中の鮮やかな緑色の粒。
猫舌で揚げたてアツアツは喰えないのだが、冷めても美味かった。

ところで春巻に付ける調味料は「辣油のみ」で正しいと思っている。
理由は特に無い。強いて言えば単に辛いものが好きなだけだろうな。
中華なんだから醤油はないでしょ、と思うが、その辺どうなんだろ。

Saturday, October 15, 2005

新人

下半期だというのに、「今さら」感を醸し出しつつも新人が来た。
来たといっても我輩の直属に来たわけではなく、遠く 3 島も離れた
別グループへの配属。部は一緒なのだが、微妙に遠くなく近くない。

みっちりと研修されてきただけあってポテンシャルは期待できるが
いかんせんやっぱりまだ生硬い。まぁ前線に配属されてすぐ慣れて
しまうような子だと逆に恐いので、ある意味「普通な良さ」がある。

新人(く|さ)んが来て呑みに行くと、いつも言う言葉は決まってる。
自分の得意分野を持て、と。広く浅くたくさんのことを知っていて
かつ「できる」のは理想だけど、そりゃすぐには無理だから、と。

属性が同じ分野であれば「Rasing Waves」と「Give a Reason」を
聞かせてやるところだ。今日の新人歓迎会は呑みだけで良かった。
歌いに行ってたらこの時間には到底帰宅できなかったことだろう。

ところで、呑み会に来た後輩の女の子の見た目可愛い服装について
「可愛い」と面と向かっていうのはマズいのか。セクハラなのか?
マズくないことだと自分では思っているのだが。フリルついてたし。

Wednesday, October 12, 2005

積層

片付けが苦手だ。行為の対象が単発モノである場合は、原状復帰を
心掛けるのだが、連綿と続く日々の作業の一部であった場合には、
ついつい手の届くところに出しっ放しにしてしまうのでだらしない。

これがだんだん積もると、層になってしまう。知らずに見ると実に
混乱しているようにとられるだろう。が、これは整理されていない
けれど整頓はされている状態なのだ。つまり最適化されているのだ。

…などと言ってもやっぱりだらしないものはだらしない。とはいえ
変に片付けてしまうと、逆にどこにしまったかわからなくなったり
しまったきり忘れてしまったりするので、手の施しようがない。

Friday, October 07, 2005

献立

家族が寝静まった深夜に、よれよれに困憊して帰宅するリーマンに
燃料として提供される冷えた発泡酒はなかなかの心配りなのだが、
一緒に供される炭水化物(俗に言う晩飯)も、とても重要である。

なんとなれば、我輩は炭水化物が大好きなのである。穀類マンセー、
澱粉質ラヴなのである。そんな嗜好がもたらすものは、世間一般の
固定観念では理解に苦しむであろう、奇抜なメニューなのである。

例を挙げよう。焼きそばと飯。「そば飯」の、混ざってない版だ。
これが焼きうどんになったバージョンを我輩は「焼きう丼」と呼ぶ。
めん類はご飯と合うことになっているから、この辺りはOKだろう。

ソース系では、お好み焼き・たこ焼きも、もちろんご飯の友である。
やったことはないが、池袋ハンズの近くで売ってるばくだん焼きも
きっとご飯に合うはずだし、原理上、もんじゃでも行けるはずだ。

通は「チャーハン定食」だ。焼き飯をおかずに白飯をむさぼり喰う。
深夜なのでチャーハンのほうはいい具合に冷えてカピっとしている。
チャーハンを気持ちコショウ多めで作れば初心者でもイケるだろう。

この両者を重ねれば最強「ピラフ丼」の完成だ。米と米の2重奏だ。
気分次第で5重奏にしたっていい。成分も味も変わらないけどね。
丼一杯の米粒を一気にかっ喰らう。これぞカーボンローディング!

出来心でやってみたけどお勧めできないのは「マクドナル丼」だ。
マックグランを齧りつつ飯を喰うぅぅえない。ムホッ、とむせる。
何か飲み物がないとツラい。やはり日本人は米を喰えということだ。

Monday, October 03, 2005

異音

もう涼しいので、ここ数日帰宅後は網戸にしている。ふと気づくと
向かいの家がときどき「ジーーーーーー」という音を発している。
元気のない蝉のようでもあるが、電気系の音にも聞こえる。恐い。

10 月にさすがに蝉はねぇだろ。変な電磁波出されてたら、やだな。
そう思って隣家の様子を見に外に出たら、蚊に喰われた。まだ蚊が
居やがるのかうちの庭は。部屋まで侵入されたが、無事撃墜した。