Sunday, December 31, 2006

曜日

年の最初のポストが「日曜」だったので、最後のポストは「曜日」。
というのも、面白いことに気づいたのだ。大晦日と元旦は同じ曜日。
だから何さ?と言われると困るが、365 = 7 * 52 + 1 というわけ。

これ自身を含めて 167 のポストを書いた。ひと月あたり約 14 稿。
一年で増えたマイミクさんは 54 人。呑み会の回数は数えてないや。
今年の個人的重大ニュースは本館のほうに書いたのでここでは省略。

読者の皆さん(及び我輩)にとって、来年が佳い年になりますように。

Thursday, December 28, 2006

修理

ひさびさに PC の修理をした。会社のだけど。故障箇所を特定して
パーツ買ってきて交換する、っていうだけの手順。ありきたりだね。
実にありきたりな作業なはずなんだけど、これが意外と手間取った。

故障箇所は電源ユニットの中のファン。爪楊枝で押しても動かない。
埃か何かで過熱してしまったのだろう。ここまで全く動かないとは
逆に清清しいではないか。電源ユニットごと替えれば済む話である。

とりあえずばらしてみる。…なんだこの電源。一度も見たことない
変な形をしている。まず、普通の直方体じゃない。段がついている。
メーカ製 PC はなんで汎用パーツで組んでくれないの。悲しくなる。

しょうがないので、取り外した電源ユニットをさらにバラしてみる。
猛烈に汚い。黒くて脆い埃が塊となってボロッボロッと落ちてくる。
最悪だ。だが何とかファンを取り外すことができた。普通の 80 角。

これなら売ってるかもね、ということで早速秋葉原へ。まず本命の
千石に行ってみる。しかし。無い。値段がどうこうとかではなくて、
売ってない。売ってないものは買えないの。これ日本の常識。焦る。

南西ブロック (中央通りより西、神田明神通りより南) を徘徊する。
品揃えの回転の早い今風なパーツ屋にがっかりしつつ、鈴商に到着。
こういう昔気質な店は良いね。安心する。ファンも一発で発見した。

会社で頼まれた「ついで」の調査や消耗品の調達を済ませて、帰投。
逸る気持ちを我慢できず、ファンを取り付けて、繋いで、電源投入!
…廻らない。うんともすんとも言わない。初期不良か我輩が悪いか。

そういう時は大抵、我輩が悪い。ファンから出てるリードの+−を
ひっくり返して繋ぎ直してみたところ、廻り出した。感動。しかし。
これ電源ファンだからさ。吸気じゃなくて排気でしょ。我輩の阿呆。

表裏をひっくり返して、三度目の正直。をを。いい感じではないか。
動作確認のために FreeBSD を投入して、buildworld をかけてみる。
ちゃんと排熱してる。好了。復活できて嬉しい。さて、何に使おう?

Saturday, December 23, 2006

新座

今年も礼拝に参加した。いつもの場所、いつものメンバー、そして
ちょっぴりの something new がこの礼拝の持ち味だ。今年はなんと
祭壇全域をオケが乗っ取った。ここまでやっちゃっていいのか(笑)。

あとの今年の驚きは、聖歌の番号が振り直されたことだ。もっとも
会衆にとっては式文の通り進行するので、何も問題なし。ところが
オケにとっては「81 番って何番だった?」という混乱のもと(笑)。

笛は去年に引続き四人体制で、ついに「うるさい」と言われた(笑)
あの喇叭の砲列の真後ろで吹いているのに「笛が邪魔」というのは
ある意味、褒め言葉なんじゃなかろうかと思ったのだが、さてはて。

ところで今年は、会衆席には知ってる人は皆無。始まる前に物理の
H(くさや)先生を見掛けたのですが、声をかけそびれました。残念。
去年きてくれた御方は、今年はちと遠くて無理でした。これも残念。

今年はあちこちの国に知合いが居るので、各国のクリスマス模様を
窺い知れて楽しい。それでも新座のクリスマスは、我輩にとっては
かけがえのない、大切なものの一つである。来年も是非参加したい。


今年もメリークリスマス。忙しくても、心豊かに過ごせますように。

Friday, December 22, 2006

投稿

知る人ぞ知ると言うよりも、知っていることがむしろ恥ずかしいが
真鍋かをりの Tokyo Local という PodCast 番組がある。形態こそ
PodCast だが、内容的には古き良きラジオ番組とさほど変わらない。

パーソナリティーが居て、お題に対して寄せられた投稿が読まれる。
投稿が Web のフォームで放送が mp3 の配信に置き換えられた形だ。
ラジオと違ってわざわざ録音しなくても好きな時に聴けるのが良い。

この番組のメインパーソナリティーは真鍋かをりなのだが、他にも
ドイツ出身の声優の柿原徹也氏、放送作家・脚本家の星知美さんが
レギュラーメンバーとして喋っている。このバランスがいい具合だ。

中でもホッシーの語りがたまらない。キャラ的にもカラオケで散財
してみたりマンションを衝動買いしてみたり、異様なキャラ立ちを
見せつけてくれるのだが、語り口と声の調子が、何と言うか、和む。

どんな突飛な投稿や発言でも、「うん…。うん。そうなんだ。」と
動揺することなく返してくる。その反応はある意味で常人離れした
センスを感じさせるし、何より声が良いので、聴いていて心地よい。

オープニングでいつのまにかコーナー化したホッシーの恋愛談義は
今まさに進行している修羅場が伝えられるのだが、話してる本人の
温和さが伝わってきて、何故かのんびりとした気分になるのである。

Web のフォームから投稿してみたところ、かなりの間が空いてから
突然採用されたので吃驚した。おそらく録り溜めしているのだろう。
折角読まれたので、これからもぼちぼち投稿してみることにしよう。

Wednesday, December 20, 2006

閉店

金曜の夜に後輩のモモさんから月曜の夜に呑もう、とお誘いが来た。
ちょい待ちッ。正直言って、閉店間際の肴加菜屋には是非行きたい、
しかも女子からのお誘いは断る気もない、しかし仕事の調整が先だ。

師走だし、無理だろうな、残念だな、申し訳ないな…と思いつつも
パタパタと仕事をしていると、妙なことに 18:30 くらいにポカっと
一区切ついてしまったので、遅まきながら行ける方向にねじ曲げた。

地下道を歩きながら携帯メイルでビールを頼む。店に着いてみると、
ちゃんとジョッキが出てきている。モモさん GJ!。今回は小人数で
こぢんまりした呑み会。…と思っていたが、店内が非常に騒がしい。

振り返ると奥の座敷の騒ぎ。見るからに学生な連中が立ち上がって
一気飲みをしている。ををっ。若いっ。すなわち阿呆だ。飲み方が
なってない。瓶ビールをラッパ飲みしているが、てんで飲めてない。

我輩自身も学生の頃はあんな風だったのだろうな。使い切れない程
時間があると錯覚していて、後先の事など全く考えず、勢いだけで
刹那的に行動していたあの頃。そして、あまり変わっていない、今。

コバー氏の頼んだ謎の飲物「アマゾン」をどう解釈するか、隣席の
若者に問うてみたら「あの頃と今。」だそうだ。正に。言い得て妙。
あの頃は酔っ払っていたし、今も酔っ払っている。この空間の中で。

想い出の場所に行くと、その空間が時間を超えた謎の作用を齎して
ある種のリフレッシュ効果が発生する…と感じる。我輩にとっては
肴加菜屋もそんな空間の一つだが、もうすぐ暖簾を下ろす。惜別…

Friday, December 15, 2006

楊枝

コンビニで割箸を貰うと楊枝が同梱されている。しかし楊枝で歯を
シーシーする習慣がないので、余る。筋張った食べかすが歯の間に
挟まった時くらいしか使わない。されど捨ててしまうのも勿体ない。

後輩Kのステッドラーを直すのにも使ったけれど、そういう応用は
稀な例だ。実際によく使うのは、掃除だ。歯の間のみならず、細い
隙間全般を掃除するのに便利だ。素材が木なので、相手を傷めない。

典型的には、マウスやキーボードの溝 (モールド) を掃除するのに
よく使う。まずはそのままスーっと溝をくぐらせて粗く汚れを落す。
で、今度は先端にティッシュをかぶせて仕上げる。結構綺麗になる。

今日は PC のキートップを外すのに使ってみた。ドライバーなどの
金属製の道具だとどうしても傷をつけてしまうが、そういう心配が
無いのが良い。下側から差し入れて、こじって跳ね上げて取り外す。

開けてみたところ、実に悲劇的な状況だった。予想通りなので別に
驚きはしないのだが、溜った埃にはげんなりした。そしてここでも
パンタグラフを持ち上げて挟まった埃を取り除くのに楊枝が大活躍。

ところで、割箸の多様さに比べ、楊枝は均一に揃っているようだが、
規格でもあるのだろうか。日本人の口の大きさに合わせてあるのか、
単に横並びしたいのか。長い楊枝や細い楊枝もあっていいだろうに。

Monday, December 11, 2006

包装

外装フィルムに大切な情報が書かれている場合、包装を剥すことで
その情報を破壊してしまうことになる。ビデオテープや DVD-RW は
どういう仕様のものだったか後から知りたくなるので、都合が悪い。

WOWOW の映画を録画して見るのがここ数ヵ月のマイブームなのだが、
VHS のカセットは何分テープなのかってことがわかりにくくて困る。
重ね録りな上に、とりあえず三倍で録画してしまうのでやはり汚い。

録画時間以外にも、テープのグレードとか特性とか、重要な仕様が
外装フィルムとともに破り捨てられてしまう。こまかい情報を全部
覚えておければいいのだが、あいにく我輩はそんなに記憶力が無い。

昔のカセットテープとかは、中のインデックスカードにそういった
スペックが書いてあったりして役に立ったものだ。VHS や DVD も、
そうしてくれないものだろうか。ゴミが増えるから面倒なのかな?

Friday, December 08, 2006

故障

このブログのネタを通勤中にも書き綴ることのできる Zaurus 君が、
お亡くなりになった模様。いつものように電車の中でプチプチッと
書こうと思い、数文字入力したところで…、暗黒画面へ真っ逆さま。

キー入力を受け付けない状態になってしまったので、止むなく電源
…切れない。スイッチ押してもまったく反応がない。なんだこれは。
止むなく電池カバーを解放。電池も取り外し。心の中で五秒数える。

南無三、と思いながら電池を戻し、蓋を閉め、電源ボタンを押そう
…としたところ、普段点灯していない「メール」と「バッテリ」の
両方の LED が点滅している。そこはかとなく嫌な予感。顔に縦線。

だめだろう、と思いながら電源ボタンを操作するが、やっぱりダメ。
サービスメニューも出てくれないただのダダっ子になってしまった。
電池を抜いて放置してみたが、それで症状が良くなる…はずもなく。

あはれ…と思いながら数日。症状でググってみると「修復方法」の
ページがヒットした。「危篤」だそうだ。だがまだ望みがあるのか。
さっそく C700-recover.zip を入手し、LED の消灯に成功。快方か?

サービスメニューが出るところまでは復活したので、取ってあった
DBK バックアップを書き戻そうとしてみる。しかし、無惨にも失敗。
「..failed」「format error」だそうだ。惜しい奴を亡くしたな…。

Sunday, December 03, 2006

星空

某所にて。ゴルフコースのグリーン上で横たわり、夜空を見上げる。
見慣れたオリオン。シリウス。白く、蒼く輝く月。引き締まる冷気。
月(月齢 12) がいささか明るすぎるけど、星の瞬きは十分に眩しい。

ごろりと寝転がっただけで全天が見える。雲も少ない。北斗が一部
隠れているけれども、反対側のカシオペアから北極星も識別できる。
双子や馭者もよく見える。誰かにこれを見せたいという気持になる。

一つひとつは小さいけれど、大空に広がる生の星々には迫力がある。
プラネタリウムとは違う本物の力。星々から吹く風を全身に受ける。
またすぐ都会に戻ることになるけれど、この光景は忘れないだろう。

夜中にも関わらず、散歩に付き合ってくれた、K氏とM女史に感謝。

Saturday, December 02, 2006

缶詰

その昔、編集さんが作家を逃がさないように宿に閉じ込める行為を
カンヅメと言ったそうな。今でも、業界用語として通じるらしいが
自分がそんな目に遭うだろうなんてことは想像だにしていなかった。

思い起こせば数年前、某J○で「72 時間耐久レース」的なおかしな
活動をして以来のこと。久しぶりだ。しかも今回は毎朝確実に来て、
毎日ちゃんと (?) 帰らなければならないから、真の缶詰ではない。

しかし。土曜日曜が必ずしも休みじゃない、というか土日の作業が
むしろ大事という状況に慢性的に陥ってしまっている我輩としては、
平日の半振休を取らずに九時五時なんて、拷問に等しい荒行である。

また残念なことに、作業それ自体に対するテンションが上がらない。
一応触ったことのない OS、いじったことのないマシンであるにも
関わらず、成果もあまりなく、先の見えないアドリブ感も寒かった。

その流れの中で、個人的に、ここ数年、考え得なかった体験をした。
「意識して」マシンと離れ離れになった一夜。あの夜は、忘れまい。
読者諸賢が想像するより遥かに尚、我輩のマシン依存度は高かろう。