Friday, August 29, 2008

動線

先日、久しぶりに文字通りの休みが取れたので、自部屋を片付けた。
整理する前は足の踏み場も無いどころか床が見えない状況だったが、
なんとか動線を確保できるレベルまで回復した。汗だくになったが。

しかし会社の動線は閉塞したままである。というのも、事務室から
トイレに向かう最短パス上にあるドアが開かないのだ。数週間前に
故障してから今に至るまで閉じっ放しである。早く修理して欲しい。

Sunday, August 24, 2008

家族

某ラジオ番組で今さっき聴いて死にたくなった言葉。

「あたし大人になってからお父さんに触ったことないわ」

まぁ女子っってのはそういうモンなのかもしれません。

食堂

某データセンタの食堂は、終日作業の日にはベースキャンプになる。
バックアップ用のテープを突っ込んで待ち、ドライブを切替えては
また待ち、パッチ CD を突っ込んで待ち。待ち時間は、かなり多い。

パラレル作業の時には待っている暇など皆無で、文字通り八面六臂、
腕が増やせるならあと二本くらいあってもいいんじゃないかという、
あたかも CD ジャグリングのような愉快なてんてこ舞いの時もある。

さほど忙しくない時でも、折角センタに居るのだから、とついつい
現地ならではの作業を合間合間に埋めたりする。しかし大概の場合、
マシン室で張り詰めていると疲れるので、たまにキャンプにもどる。

今日はめずらしく単独行だった。一人だとアタックのタイミングや
飯のタイミングがズレて時間がダブつかないので、かなり高密度な
作業になった。それでも作業の段落ごとに食堂で一服は欠かせない。

夜、作業を終えて撤収前の振り返りをしていたら、遠くアマゾンの
倉庫の向こうで花火が上がっていた。をを、実によく見える。絶好。
距離も近いのだろうか。かなり大きく見えた。それでも音は遅いが。

大玉も迫力があって良いが土星型やハート型などの自由な形も良い。
発光しはじめてから何段階も色や形を変えるような特殊な奴も良い。
この一発の芸術のために、職人はどこでテストをしているのだろう。

食堂の窓を開け放ち、涼風を受けながら、暫くの間、夏を味わった。

Friday, August 22, 2008

遊離

このエントリは毒なので、心の弱っている方は読まないでください。

どうにも最近は低いのだテンションが。その基になっている感覚は
浮いている、というイメージだ。皆はまとまっているのに、自分は
別種の生物で、輪から外れたところに在り、受け入れられはしない。

一番効くのが放置だ。頼んだことをやって貰えないどころか、無視。
頼んだその時にはハイヤリマスと言っておいて数ヵ月単位での放置。
皆、口はうまいんだよな。社交辞令っていうか面従腹背っていうか。

こちらから頼むとそのざまであるが、向こうから頼んでくることも
これまた異常だ。組織体制や指示系統と言った概念のない理不尽な
無茶振りの無くならないこと。我が社のそういう所は変わらぬなぁ。

無茶振りが無いときはだいたい放置されている。しかし、最近では
契約がどうこう統制がどうこうで、環境一つとっても好きに出来ぬ。
この業界には自分で責任取る文化は無いので仕方ないのかもしれぬ。

「普通であること」は大して重要ではなく、狎れ合ってぬるま湯に
浸かって朽ちて行くのは厭で、傷ついても傷つけても尖っていよう
と書いていて再び思った。既に遊離しているのだから、恐れは無い。

Saturday, August 16, 2008

飛子

トビウオの子をとびっ子と言う。って結構最近まで知らなかったが、
寿司ネタとしてはとびっ子がお気に入りである。今日も会社近くの
鮨乃家へ行ったのだが、軍艦巻きのとびっ子を思うさま腹に収めた。

だいたい頼み方が異常である。はまちやあじのような普通のネタを
頼む際に、同数のとびっ子をオーダーする。チェイサーか。今日は
自分だけフライングして先に入店したので、一人でがんがん喰らう。

後発のメンバが来るころには、自分だけ先にお食事終了、って感じ。
一個五十円というお手ごろ価格も嬉しい。お盆のせいか空いてたし、
席も広かったし、今日もとびっ子をたらふく喰ったし。幸せである。

Friday, August 08, 2008

白髪

八年八月八日。末広がり。この佳き日に、我輩は一つ告白をしよう。
徹夜だとか呑みだとか、とかく身体を痛めつける、自虐的な日々を
送ってきて我ながら不思議だったのだが、我輩は意外と白髪が無い。

先日鼻毛に白髪を見た時に軽く眩暈を覚えたものだが、それすらも
取るに足らぬ小さなことだと思えてしまう。それほど頭髪の白髪は
衝撃的である。手に乗っているそれの存在を信じられない気持ちだ。

何しろ、一本まるまる真っ白なのだ。なぜだ。途中から白い、とか
途中まで黒い、とかではない。その一本だけ、完全に色が無いのだ。
どうしてそんな不思議なことが起き得るのか、調べる気にもならぬ。

どうせなら総髪全部色が抜けて全白髪なら面白いだろうに。恐いか。