珈琲
紅茶かコーヒーか、と問われると、毎回困る。自宅で淹れるならば
紅茶だし、会社の自席ならコーヒーだ。自販機で買うのも、冬なら
コーヒーだし、暑ければ午後ティーだ。要するに、どちらでもよい。
会社で飲むのが紅茶よりもコーヒーなのも、大した理由など、ない。
単に手間がかからないからだ。インスタントコーヒーの粉にお湯を
注ぐだけで出来上がり、という手軽さ。怠け者の我輩には丁度良い。
このところインスタントコーヒーはゴールドブレンドで固定である。
ダバダー、ダーダ、ダバダー、ダバダー♪である。のどかなものだ。
違いがわかるわけではないが、大きなマグで、がぶがぶ飲んでいる。
あまりにもコーヒーを飲みすぎなので、今年から数えることにした。
元旦に開けた 100g の瓶が今年のコーヒー事始めで、以来、着々と
消費し続け、ついに今日、今年通算 1 kg を飲み干した。約四ヶ月。
このペースで飲み続けると、一年で 3 kg くらいのコーヒーの粉を
摂取することになるのだな。我輩が購入している店では 150g 瓶が
九百円くらいなので、年間一万八千円ほどがコーヒー粉代なわけだ。
それでも喫茶店に比べれば、安い。例えば我輩の行きつけの店では
一杯 350 円である。インスタント粉と比をとると 50g に相当する。
そんなに沢山使ったら、ゲル状になるだろうか。飽和するだろうか。
月に二本くらいのペースで空瓶を捨てている。これが勿体ないので、
今回は詰め替え用のパックを買ってみた。グラム単価も微妙に安く
エコなので良いが、瓶に対して量が中途半端に少ないのが、不満だ。