Wednesday, October 28, 2009

考課

今日はレアもの見た。メイド喫茶における、メイドさんの考課面談。
面談されている側も面談している側も、ともにメイドさん。面白い。
会話の内容自体は普通に店長とバイトって感じ。真面目な、いい娘。

しかし、お願いだから、もうちょっと遠くでやってくれないかなぁ。

手順

七月後半からちまちまと行ってきたサーバのリプレイスがほぼ完了。
本当はまだやることが無くなったわけではなくて、むしろ今週末の
イベントや来週末のイベントに向けて準備を進めなければならない。

自分の時間を消費する空間をデザインすることのできるインフラの
仕事は学べることも多く、すぐ形になるところが楽しい。ラックに
溜った埃で真っ黒になったりもするが、この充実感は他に替え難い。

サーバ構成が安定してやりたいことがだいたいできたので、あとは
「手順」なる下らないものを作って、日中ほとんど寝ている猿にも
できるようにしてやる必要がある。面倒だが、これも楽をする苦労。

本当は手順なぞ無くとも「あるべき姿」を汲み取って、しかるべく
メンテナンスを行ってほしいところなのだが、今どきの若者達には
それは求めてはならないのだな、と感じている。彼らは我輩と違う。

コンピュータに関する技術や文化や歴史の裾野は常に広がる一方で、
今の若者が学ばなければならないことは、多すぎる。多すぎるので、
学ぶための時間を充分に確保できない。そして作業に埋没していく。

その上で、彼らの日常と異なる考え方や感じ方を汲んで動けという
注文は、酷であろう。汲まなくても動けるように、やり方を示して
やる必要があり、それを形にすると手順というものになるのだろう。

手順「化」することにより、手順の読者は、行動できるようになる。
恐ろしいのは、何が起きるか理解する必要すら感じずに、単に従う
ことができる日本人という連中だ。だがそれでも手順は必要なのだ。

準備も段取りもなくアドリブで物事を進行することができるなんて、
そんな根拠のない幻想は捨てよう。計画して、それがなるべくして
なるようにしてやらないと何もうまく行かないということを知ろう。

Saturday, October 03, 2009

代償

この九月が忙しかったということが、投稿数によってわかる。夏の
終り頃の贅沢な時間の代償を払ったと言える。我輩の意志とは別の、
局面の流動的な変化による部分が多く、うまく制御ができていない。

多忙な時を過ごすのは充実感があって、良い。だが、それも確実に
睡眠時間や趣味の時間など、何らかの代償を払って得ているものだ。
我輩の場合は趣味が即ち仕事と言えなくもないので言訳が難しいが。

差し出した代償の穴埋めをしようとすると、新たな対価を差し出す
ことになる。関係性の中で一度にできることは一つだけで、何かを
処理しようとすると、必ずそれに見合う資源を消費せざるを得ない。

ディスクや帯域は金で買える。体や心の疲労はいずれ癒える。だが
金で買えない資源もある。マスターカードでも買えないものがある。
一人一人に与えられた「時間」は、宇宙で最も貴重な資源だと思う。