Monday, July 28, 2008

鮮魚

我輩はボウリングが好きだ。が、得意ではない。特異だ、と言える。
思いっきり全力で投げるので、三ゲームくらいで指に血豆ができる。
投げる勢いでファウルしないために、リリース後は上方にジャンプ。

球速は速い方。球は異様な軸で回転しているのに、基本的には直球。
運良くピンに当たれば、はじけ散るようなピンアクション。いまだ
ピンを砕いたことはないが、砕けるものなら砕いてみたいとも思う。

昨日久しぶりにボウリングに行って五ゲームも投げてしまったので、
右手が痛い。右半身の足腰腕が全体的にミシミシ言っている感じだ。
血豆はもちろん破れて流血沙汰で、キーボードの打鍵もままならぬ。

投球により飛び散るピンの姿を形容するフレイズはいろいろあるが、
「とれたての魚のようだ」という表現は初めて聞いた。言い得て妙。
跳ね踊りながら奈落の暗渠に堕ちゆくピンたちは、実に活きが良い。

スコア?それは言うまでもないでしょ。楽しければそれでいいので。

Friday, July 25, 2008

千円

ジンバブエ・ドルが大変なことになっているとは露知らず、半年前
我輩は、寒空の下、路上にハタハタと蠕く漱石を捕獲したのだった。
駐輪装置の近辺だったので、誰かがうっかり飛ばしたものと思った。

付近を見渡すと妙齢の婦人が居たので、聞いてみた。いや違う、と。
むむ。風上には誰も居ない。風下にチャラい感じの兄ちゃんが居る。
違うだろな、と思いつつ聞いてみる。やはり違う。ハテ、困ったぞ。

妙齢のご婦人は、貰っちゃえば?と言い捨ててチャリで居なくなる。
兄ちゃんはいつのまにか居ない。我輩は途方に暮れる。どうしよう。
そうだ、交番に行こう。幸いなことに、交番はとても近くにあった。

そこから記憶が飛んで気付いたら同じ交番で、何かそういう書類に
臆面もなく自分の名前を書きやがっている我輩が居た。交番勤務の
警察官は、自分の財布から小さく畳んだ紙幣を出し、我輩に渡した。

千円って、どのくらいの価値があるんだろう。ビール五缶くらいか。
特盛 1.6 杯。並なら 2.6 杯。モスバーガー三。映画の日なら一本。
だが、我輩の方針は、既に決まっている。ずばり、うまい棒を百本。

Thursday, July 24, 2008

調和

先日、システム管理者感謝の日のイベントに参加したので、ここに
記録しておくことにする。社内の Wiki にも書こうと思ったのだが
個人として参加したので、ここのほうがよい、と考えた次第である。

さて、テーマは「ワークライフバランス」であった。仕事と生活の
バランスを取れてない奴はダメだ、仕事中毒はダメだ、長く働くな、
早く帰れ、…というようなべらぼうな話だと思っていたが、違った。

BSP の竹藤さんは相変わらず面白い語り口だった。イベントの趣旨
つまり「コンピュータ関連で働く人々に元気になってほしいだけで
商売にしようとは思っていない」という明確な姿勢が伝わってきた。

竹藤さんの言葉を借りれば。今は「仕事」の対義語は「遊び」から
「休み」に変わってきたと言う。しかし、仕事以外の何かによって
仕事の密度が高く濃くなることが期待できるんじゃないだろうか?

会社に入って定年までの時間と、リタイアして自由になってからの
時間と、どちらが多いか。同じかもしくは後者の時間のほうが多い。
仕事以外の何かがあれば、もっと生き生きと暮らせるのではないか。

ざっとそんなオープニングだった。自分としては、だいたい agree。
自分が仕事をリタイアしたあとどんな人生を送ることになるかって
今まで一度も考えたことがなかったが、考えてもいいかもしれない。

続いてのセッションは教授センセイによる講演だった。第一印象は
「おばさんの身の上話」にすぎなかったが、共感できる部分が全く
なかったわけでもない。彼女は自称仕事中毒で、我輩もそうだから。

彼女によれば。ワークライフバランスとは、単なる勤務時間短縮の
言い替えのように受け止められ、日本には根付かないのではないか、
と否定的に思われてしまっているが、そういうことではない、のだ。

「仕事」「健康」「学習・趣味」「友人・家族」「地域・社会活動」
といった各領域を、生きているその時のシチュエーションに応じて
自分の中で拡大/縮小しながらも失くさないように、調節すること。

単に 24 時間をどう分配して効率良く動くか、ということではなく、
自分がどういう風に生きたいのか、ということをもっと重視しよう。
そのためにどうするか、豊かに生きるためにどうするかを考えよう。

自分がどういう風に生きるかということは、つまり最終的に人々に
どのように記憶されていたいかということ。常に足りないところを
探して埋めるような生き方でなく、ありのままの自分を認めること。

自分には自分の持ち味があり、相手にも同様にそれがある。それを
違うところがあるけど、それもいいよね、と認めること。そうして
他の人との関係を楽しむことで人生はもっと豊かになるだろう、と。

ざっと (と言っても長いな…) そんな内容だった。話自体が淡々と
切れ目無く流されてくるので、受け止める側としては大変だったが
今こうしてまとめていて改めて、いい話を聞いたな、と感じられた。

積極的に生きるということは、エネルギーの要ることだ。ところが
今は、別にわざわざ積極的にならなくても、トピックが向こうから
押し寄せて来る。我輩には、仕事も情報も過多であると感じられる。

まわり中にそうしたトピックが溢れているから、ついつい受け身に
なってしまう。仕事は指示を待つだけになり、家に帰ってテレビを
点けて、見なくてもいい番組を見て時間を浪費する。それでいいか。

ただそこに存在して時間を消費しているだけでは、生きているとは
言えないんじゃないか。そういう風に感じた。だからと言って今の
仕事どっぷりな日々を後悔も更改もしない。寧ろそれを楽しみたい。

講演のあとの懇親会(?)では、抽選会があった。そういうのは大概
当たらないものだが、今回は我輩は本が当たった。講演で話してた
大沢真知子先生の「ワークライフシナジー」。一応、昨日読了した。

Tuesday, July 22, 2008

花丸

伊集院が喋っているから…というわけでもなく、はなまるうどんが
結構好きだ。気に入ったものならいくらでもヘビーローテするのが
常套手段なので、最近は半休のときはだいたいうどんを啜っている。

かけ大でも構わないのだが、お気に入りはきつねである。サイズが
たまらない。十センチ四方はあろうか。蓋かと見紛うデカさがいい。
天かす多め、おかかほどほどで、ぞばばっと汗かいて啜るのがいい。

竹輪天もうまい。コロッケもうまい。おにぎりもうまい。腹へった。
とは言え、半休もそうそう取れないので、なかなか喰いに行けない。
今週は是非行きたいところではあるが、会社の近くにできないかな。

Thursday, July 17, 2008

拳固

何だか知らないが、右手の拳固が痛い。酔っ払ってやらかしたかな…

Friday, July 11, 2008

布団

我輩はタオルケット派だ。そういう派閥があるかどうか知らないが。
さて、最近、悩んでいることがある。それは、タオルケットの寿命。
何年くらい使ったら大往生なんだろうか?どれだけ長持ちするのか?

現在使っているタオルケットは、某人生の節目から数えて二枚目だ。
まるまる十三年とちょっとをたった二世代で乗り切ったという事は、
一世代あたり約六年半、という計算である。これは長いのか短いか。

今日、新しいタオルケットを買ってきた。こいつは何年もつだろう。