Monday, July 31, 2006

制限

「喰べ放題」のはずなのに「三品までです」と断る、お好み焼き屋。
時間制限つきは許容できるが、喰う「量」に対して制限を設けたら
それは既に「喰べ放題」じゃないじゃないか。むしろ詐欺に近いぞ。

お好み焼き屋で出てくる小さなボウルに入っている「一人前」など、
我輩にとっては煎餅一枚程度のジャブにすぎない。七つ八つ喰って
当り前、の世界だ。M サイズのピザくらいなら三枚でもいいけどさ。

ところで、どこかにタコ焼きの喰べ放題ってないかしら。自宅には
南部鉄器のタコ焼きプレート (あれ何て言うの?) があるので自作
っていう手もないこともないけど、作りながら喰うのは何か違うし。

そもそも猫舌なので、熱々かつトロトロのタコ焼きを次から次へと
口に放りこむなどという暴挙は到底受け入れ難い苦行なのだけれど、
でも挑戦してみたいと思う愚かな我輩。きっと後悔するんだろうな。

Saturday, July 29, 2006

屈伸

先日ボウリングに行ってから、右脚の膝ウラが中途半端に筋肉痛だ。
伸ばしてやればいいんだろうけれど、我輩の仕事スタイルはいつも
椅子で胡座なので、なかなか伸ばす機会もない。微妙なこそばゆさ。

ぐーっと伸ばしてやったら気持ちいいんだろうけど会社で屈伸運動
ってのも奇行だろうな。これ以上変人のレッテルを重ね貼りしても
いいことなさそうなので、じっと我慢。でも気になる。集中力減退。

結局、一度気になりだしたらずっと気になって仕事にならなかった。
帰宅後、FF12 をやりながら膝ウラの筋を伸ばす。痛気持ちイイ…。
右だけやってたら左も気になってきた。ついでなので、両足伸ばす。

この日は変な一日だった。相変わらず誰も旗を振ろうとしないのに
呆れた。起きてほしくない障害が出てほしくないタイミングで出た。
尊敬する先輩が我輩のことをそれと認識していないことがわかった。

自分のできることはやった。その点では結構いい仕事をしたと思う。
でも、呑みの機会は逃した。話をしたい相手とはみんなすれ違った。
やろうと思っていたことにぜんぜん手に付かないままの一日だった。

Friday, July 28, 2006

眼福

今年もひらひらっふわふわっ、とした感じの装いが流行なのかしら。
多くは語らないが、通勤時、特に朝は、可愛らしいお召し物の方と
すれ違うだけでも嬉しい気分になるので、やはり女性は偉大である。

帰宅時、K 町駅。うつむいて歩を進めていると、小花の柄のとても
素敵なスカートが視界に入った。顔見知りだったら挨拶のひとつも
しておこうと顔を上げるとそこにはしわくちゃ笑顔のおばあちゃん。

全然知らない人だったのだけれど、その笑顔にはこちらもつられて
にっこりしてしまうオーラが漂っていて、思わず微笑んでしまった。
お洒落なおばあちゃん。天晴である。長生きしてほしいものである。

Sunday, July 23, 2006

突風

K 場町でエスカレータを降りる。前方にバックシャン。かなり長い
スカートなんだけど、残念ながらそんなに好みのデザインではない。
急に突風。巻き上げられるスカート。パンツ丸見え。気づいてない。

我輩は別にパンツ好きじゃないのでどうでもいいんだが、それでも
ちょっとは隠すとか押さえるとかなんかしようよ。むしろイライラ。
ちゃんとしろ、若いコたち。そんなこと思うのは歳とったからかな。

Saturday, July 22, 2006

認識

キュービックルーブ、と書いてあったなら違和感を覚えるだろうか。
ホキチスはどうだろうか。ジョン・ドヴァンニはどうだ。この手の
間違いは結構ある。我ながら傑作だったのはコーン・ショネリーだ。

不気味だ。全然正しくないのに何となく意味が通じるから不気味だ。
文字で感じる違和感と音で感じる違和感は一味違う。押し通すなら
音の方が簡単に思える。コンタルサント、シャンサイン水族館、…。

# 酔っ払いは何が正しいのかわからなくなったため今宵はここまで。

Friday, July 21, 2006

鼻血

風邪も治りかけになって鼻水がジャバダバ♪な日々。風呂に入って
普通に頭を洗っていたら、ツーっと左鼻から流れ出る液体の感覚が。
あらあら締まりの悪い鼻だねぇ、誰の鼻だよ。と思ったら真っ赤だ。

風呂場で鼻血がドックドクなのは全然 OK。だって流せば勝ちだし。
しかし、鼻呼吸できない状態で頭を洗うのってつらい。ポタポタと
滴る血液を眺めつつ、倍速でガシュガシュと手を動かして洗髪完了。

白い泡が血に染まってなんかメルヘンな色合いになって、ちょっと
「ヲッ」と思った。ヲッぢゃねェよ、と速攻で流し去ろうとしたが、
流せども流せども赤い。当り前だ、まだ血が止まってない。阿呆か。

手桶で湯舟からお湯を汲み出しては流す。せっせと流す。ポタリ…
ざばー。…ポタリざばー。ポタざばー。ポざばー。ざばー。ざばー。
何だか面白くなってきた頃、流血ショウは終了。ちぇっ。終わりか。

肉食獣っぽく口のまわりも鮮血にまみれていたので顔も洗い直して
一件落着。鼻粘膜が弱いのか何だか知らないが、鼻血は慣れている。
γ-GTP をもうちょっと下げて、ちゃんと睡眠とって献血に行こう。

Tuesday, July 18, 2006

稟議

ノート PC を作業用のマシンとして使っている。始めた時は特定の
誰かに割り当てられていない Libretto 70 を占有して使っていた。
これを自前の ThinkPad に切り替えたのが 2000 年の 11 月だった。

持ち込みマシンで仕事ができるのは実に便利で、今使っているのは
二代目だ。当時は会社支給のデスクトップ機もあったが持ち歩いて
私用にも使う端末を自費で調達するのだから、別に不平はなかった。

だが数年前に異常な事態になった。「稟議凍結」である。開発機が
能力的にも寿命的にも償却的にもリプレイスしたい時期に来てから、
ぼちぼち新しいのを…と思い始めた頃に、いきなり凍結されたのだ。

正直、参った。マシンの能力は、作業の効率に深く関わる話なのだ。
CPU 待ちならまだしも swap 待ちなんて。我輩を莫迦にしてるのか。
怒りのあまり、デスクトップ機も自前で組んだ。会社に持ち込んだ。

かれこれ、ン年。凍結が解除された今も、そのマシンを使っている。
この春、また面白い事態になった。事務所を二か所、掛け持ちしろ、
という。しかも、マシンは支給されないという。新手の苛めですか。

今使っているマシンを今使っているオフィスで使い続けるのは譲歩。
だが、もう一方でもマシンが用意されないなら、私は仕事ができん。
よって会社は、私に (他の皆と同様に) マシンを用意すべきである。

そんな稟議を起してみた。今現在使っている、ン年前に組んだのと
ほぼ同等のスペックで見積を取った。この稟議が通らないなら我輩
及び我輩がマシンを使って為す仕事は必要とされていないと考える。

…という原稿を書いて数日。稟議は通ったようだが物はまだ来ない。

Saturday, July 15, 2006

当然

水道や電気が潤沢にいつでも使える環境に馴らされてしまっている
現代日本人は、「そういう部分については誰かがやってくれる」と
根拠もなく思考を放棄しがちな一面を持っている。単なる受給者だ。

悲しいかな、社内 LAN に関しても、そうだ。正しく接続できていて
当たり前で、使えて当然、という甘えた考えが根底にある。誰かが
それを繋げて仕込みをしているのだということに気づこうとしない。

曰く「来週使うから」はぁ、それで。我輩とは関係のないチームの
イベントでしょう? 変な期待した視線を送られても困りますがな。
人数は? …未定? はぁ? ネットワーク使うんですか? 本当に?

嵌められることになると知りながら渋々手伝ってやることにしたら、
案の定嵌められた。好きでやってるから我輩はいいけど、会社って
こういう稼働時間もきちんと分類して認識すべきなんじゃないのか。

事実としてその作業を成果とする対価を貰っていない以上、我輩の
好きなようにやらせてもらう。上から見下すような言い方で我儘な
主張だけを申し入れられても、叶えてやろうという気にはなれない。

Friday, July 14, 2006

再開

最強の矛は、ある箱を序盤戦で開けてしまうと、もう手に入らない。
そんな情報を見てしまい、落胆してやる気を失った FF 12。最初は
それでもいいや、とも思ったのだが、やっぱりやり直すことにした。

全員レベル 43 くらいまで伸びてて、ライセンスボードも緑方面は
ほぼ塗り尽くした状態だった。それを無かったことにしてイチから
リスタートっていうのも気が重くて一旦遠のいていたのを再開した。

それとは全く関係なく、去年買ったルービックキューブを手遊びの
道具として再開。こちらは自分で解法を編み出すのは早々に諦めて
いるので、達人のサイトを見て学習し、動きや模様を楽しんでいる。

揃える速さを競うことを「スピードキューブ」と称するんだそうだ。
見た中で最も速かったのは六秒チョイ。我輩は小学校の頃に覚えた
手順しか使えないので、大変遅い。一分を切れるようになりたいな。

Thursday, July 13, 2006

脱皮

指先の皮がペロリと剥ける。ビタミン何が足りないのか知らないが
年に何回か、ヒロヒロっと浮いてヘロヘロっと剥ける。ズルリッと
抜けるように取れる時もあるが、今回はペロペロな感じで進行中だ。

今のところ左手の人差指・中指のみ。しかも第一関節より先だけだ。
今年は痛みも痒みも殆んどない。ただペロリとかすれるように剥け
落ちていく。我が指ながら不思議な指だ。成長しているんだろうか。

Tuesday, July 11, 2006

馬鹿

夏風邪をひくのは馬鹿、と言われている。梅雨が明けたかどうかも
知らないが、我輩の馬鹿っぷりを証明するかのように頭が痛重くて
全身火照っていて咽が絡んで鼻が詰まって嫌な汗が止まらない状態。

風邪なんてものは飯喰って酒呑んで爆睡すれば直ぐに治るだろうと
高を括っている。ところがここ数日で言うと、爆睡する機会がない。
飯と酒は足りていても、睡眠が足りないのでは治るものも治らない。

CSI NY 第一話で最も印象に残った会話:「睡眠は?」「何だそれ」

Sunday, July 09, 2006

寝坊

このところ、きっかり七時間以上寝ないと起きないことが判明して
困惑している。目覚まし時計二つがけ、タイマー音楽二つがけでも
軽くスルーしてしまっている。ここ数年の過激な生活がたたったか。

前は「明日はn時起き。n時。」と自分に言い聞かせてから眠れば
その時間には目が醒めた。平均睡眠時間が三〜四時間という週でも
起きられたのは、緊張による一種の興奮状態だったのかもしれない。

ここ数ヶ月の傾向では、確かに緊張状態は緩和された。悪く言えば
だらだら過ごせるようになってしまった。生活リズムを直す機会…
かもしれないが、そうならないのはやはり水は低きに流れるからか。

とりあえず明日「絶対に遅れられない理由がある」ので、要注意だ。
ここに書いておけばぐっすり眠れるというわけでもないし、早めに
ベッドに入ったからってすぐに眠れるというわけでもないので不安。

Saturday, July 08, 2006

薬物

何処の誰だか知らないが、ご丁寧にも Vaiggra とか Cailiis とか
ワケのわからない薬物が安いから今ならお徳ですよ奥さんハァハァ
…ってメイルを送りつけてくる輩は居なくなってしまえばいいのに。

クスリ系はずぶずぶにド素人なので蒼い菱形の錠剤のほうは判るが
Cailiis のほうが何のことやらサッパリ。ググってみても判らない。
きっと我輩のようなオモテの人間にはわからないブツなのであろう。

最近は徹夜回数が激減したのでリ○Dとかユン○ルとかのお世話に
なることも減った。そういえば昔々、客先で深夜作業になった時に
おにぎりとユ○ケルを差入れてもらって徹夜したなぁ。懐かしい…。

Wednesday, July 05, 2006

常連

例の喫茶は機会があるごとにせっせと通い詰めているが、せいぜい
ひと月あたり一回以上三回以下っていう頻度では、向こうから声を
かけてくれることは、まだ、ない。けっこう常連だと思うのだけど。

帰りに一息つく休憩所として貴重な位置にある「こばやし酒店」の
おばちゃんは、我輩のことを記憶したようだ。記憶されるか否かの
決め手は結局、その人の意識への露出頻度に拠る処が大きいのだな。

Monday, July 03, 2006

小匙

リトルスプーンのカレーを食す。辛さは 甘口・中辛・辛口・激辛・
超激辛・超絶激辛の 6 段階だ。ただの辛口じゃつまらないと思って
「激辛」を所望したところ、何故かウェイトレスさんに褒められた。

「相当辛いですよ〜。偉いですねぇ。頑張って下さい」とのことだ。
言葉だけ文字で見ると生意気な店員めように見えるかもしれないが、
心底心配している様子で、嫌な感じはまったくない。結構可愛いし。

可愛ければいいのか? Exactly. ということでサイズも L を選択。
どれだけ辛いのが来るか、ワクテカしながら暫し待つ。店内は広く、
若い女性もそこそこ居る。ひょっとして我輩は場違い野郎なのか?

もうちょっと見渡すと、居た居た。我輩と同種の生物が。ブサ男で
キモメン、衣裳に金をかけずに生きている見苦しい汗ダルマどもが。
自覚を深めて自己嫌悪しつつ、運ばれてきたカレーをじっと眺める。

黒い。刺激臭はしない。これなら喰えそうだ。量はもっとあっても
いいかもしれないが、辛さによるだろう。とにかく一口食べてみる。
ガツンとは来ない。むしろ野菜の自然な甘みがじんわりと、…辛い!

カレーは飲み物と豪語する我輩であるが、これは喉越しで味わうと
噎せてしまうだろう。はむはむ咀嚼すると口腔内に刺激が行き渡り、
飲み込んだら胃がびっくりしたのかしゃっくりが出た。でも、旨い。

キティ舌な我輩にも食べられるギリの温度と、味蕾をたたき起こす
豊かな味わいが、スプーンを運ぶ手に拍車をかける。8 割くらいを
こなしたところで猛烈に汗が噴き出してくる。それもまた心地よい。

完食して、ちょっと考える。もう 1 枚いけるか? ん〜、微妙だな。
半分なら間違いなくいけるだろう。しかし、この辛さでもう 1 枚は
終盤苦しいだろう (汗が)。次に来ることがあれば、辛口で 2 枚か?